『デス・ストランディング』実写映画化正式発表。KOJIMA PRODUCTIONSが映画「ミッドサマー」などを手がけたA24とタッグ
KOJIMA PRODUCTIONSは12月14日、『DEATH STRANDING』の実写映画化を正式発表した。映画制作製作・配給会社「A24」国際共同製作契約を締結し、実写映画製作を共同で進めていくという。
『DEATH STRANDING』は、デス・ストランディングと呼ばれる現象の発生により人類が分断され、滅亡の危機にある北米大陸を舞台に、主人公サム・ポーター・ブリッジズが世界を繋ぎ直す任務に挑む。『メタルギア』シリーズなどで知られる小島秀夫氏がコナミから独立し、新生KOJIMA PRODUCTIONSを設立してから最初に手がけた作品として注目を集めた。また、Norman Reedus氏やMads Mikkelsen氏などの豪華俳優陣が出演したことも話題となった。
そんな本作の実写映画化が、このたび正式発表された。映画制作製作・配給会社「A24」へ映画化権を独占的にライセンスし、国際共同製作契約を締結。『DEATH STRANDING』の実写映画化を共同で進める。A24は、優れたビジュアル表現でで田舎の奇習を描き視聴者の恐怖を掻き立てた「ミッドサマー」や、何の変哲もない中年女性が七変化し、奇想天外な映像で世界の存亡をかけた戦いを繰り広げる「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」などの話題作を多数手がけている。
小島氏は今回の発表にあたり、A24について“「A24でしかありえない」独自性と存在感を放っている稀有な存在”と評価。同社とのコラボレーションにより、ゲームファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るような「映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰もみたことのない『DEATH STRANDING』の世界」が生まれるとしている。
なお、『DEATH STRANDING』の実写映画化については、海外メディアDeadlineが昨年報じていた。その際には、Alex Lebovici氏率いるHammerstone Studiosとの製作になると伝えられていた。新たな同誌の報道によれば、同氏および同スタジオは共同出資者・エグゼクティブプロデューサーとして座組に残るとされる。