高評価・宇宙コロニー生活RPG『Citizen Sleeper(シチズン・スリーパー)』公式日本語対応へ。世知辛い貧困脱出物語を日本語で楽しめる

 

Fellow Travellerは12月8日、RPG『Citizen Sleeper(シチズン・スリーパー)』について、日本語含む複数言語に追加で公式対応すると発表した。実装は2024年前半を予定しているという。本作はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|Sおよび、海外PS4/PS5/Nintendo Switch向けに配信中。PC/Xbox Game Pass向けにも配信されている。

『Citizen Sleeper』は、Jump Over The Ageが手がけるRPGだ。本作の舞台となるのは、資本主義社会の辺境に位置する宇宙ステーションErlin’s Eye。プレイヤーは、人工の肉体に人間の意識をデジタル化して宿す存在、Sleeperとしてこの宇宙ステーションにたどり着く。Sleeperは存在自体が、Essen-Arp社という企業の所有物。そのため、プレイヤーは備品として自身を回収しようと迫るEssen-Arp社の追手を逃れつつ、生活を成り立たせなければいけない。

本作ではテーブルトークRPGを彷彿とさせるシステムにて、選択とダイスロールを繰り返して日々の生活を営んでいく。本作では一日(サイクル)のはじまりにダイスロールがおこなわれ、あらかじめ複数のダイスの出目が与えられる。コンディションによって左右される出目を上手くやりくりしながら、世知辛いコロニー生活を過ごしていくのだ。そうして毎日を過ごし、さまざまな人々と出会うなかでプレイヤーは、コロニーに隠された秘密に直面し、生きるための突破口を見つけていく。


本作は2022年5月に、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|Sおよび、海外Nintendo Switch向けにリリース。翌年には海外PS4/PS5向けにも展開された。本作は各所で高い評価を受けており、Metacriticにおけるメタスコアは各プラットフォーム版で80以上をマーク。本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューは3861件を集め、うち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。レビューの内容としては、本作の物語を高く評価する声が多く寄せられている。

そんな本作がこのたび、日本語に公式対応することが明らかにされた。フランス語・中国語とあわせて、2024年前半にローカライズを含むアップデートを配信予定とのこと。また「全プラットフォームに追加言語を提供する」とも告知されており、Xboxコンソール向けにも提供される見込み。なお、ほかコンソール版の日本国内向け展開については現状明かされていない。本作は作風上文章量が多い。日本語への対応は本作が気になっていたユーザーにとって朗報となるだろう。

『Citizen Sleeper(シチズン・スリーパー)』はPC(Steam/Microsoftストア)/Xbox One/Xbox Series X|Sおよび、海外PS4/PS5/Nintendo Switch向けに配信中。PC/Xbox Game Pass向けにも配信されている。日本語対応を含むアップデートは、2024年前半を予定している。