オープンワールド田舎農業シム『Farmer’s Dynasty 2』発表。農業を通した楽しい四季折々の田舎ぐらし

 

パブリッシャーのToplitz Productionsは12月5日、農業シム『Farmer’s Dynasty 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによれば日本語表示にも対応するようだ。

『Farmer’s Dynasty 2』は、広大な田舎を舞台とした農業シム『Farmer’s Dynasty』の続編だ。前作同様オープンワールドの田舎町を舞台に、牧歌的な農場ぐらしを楽しめる。プレイヤーは農家として、農地を耕し、家畜を育て、施設の保守や拡張を行っていき、土地の拡大を行っていく。勤勉に農業に勤しむと、田舎町のコミュニティで評価され地位を高められる。農家としてコミュニティ内での信頼を獲得し、農業を通した快適な田舎ぐらしを楽しむのだ。

本作は広大な農地を耕すために、旧型のトラクターから400馬力のモンスターマシンまでさまざまな農機具や車両が存在。最新鋭の農機具を購入するだけでなく、昔ながらの機材を自身の手で補修しリストアすることにより、より低コストな農業生活を送ることもできるようだ。また、農業や畜産以外にも、緑生い茂る森の手入れや、フルーツ生い茂る果樹園の管理、芝生の刈り取りなど、農場内にはやることが多く残っている。農具や施設を拡充し、慌ただしい農業生活をテンポよく進めよう。


田舎町のコミュニティ内には、助けを求めるNPCが存在。こういったNPCから依頼されたサブクエストをクリアすることにより、コミュニティ内での名声を高めることができる。また、NPCのなかには、恋愛関係に発展することができるキャラクターもいる模様。パートナーとなることで、共に田舎での農業生活を楽しめるようだ。また、伴侶となったパートナーと子どもを育て、次世代に引き継ぐことができる模様。次の世代が農場を継げるように、きちんと準備する必要があるようだ。

本作は前作にもあった農家としての田舎ぐらしの楽しさは引き継ぎつつも、新たな要素を追加し、その楽しさを拡充している。システム面の追加要素では、昼夜サイクルと春夏秋冬の季節が追加され、よりリアルで過酷な農業生活になる模様。春と夏に農地を耕し、秋に収穫。冬には農地に雪が積もるので除雪機を使った農場の安全確保など、季節に応じて農業体験が変化するようだ。


本作を手がけるUMEO Studiosは前作『Farmer’s Dynasty』のリリース後、木こり生活ゲーム『Lumberjack’s Dynasty』などをリリース。前作のシステムに加え、『Lumberjack’s Dynasty』の木こりとして生活する要素も本作に加わっているようだ。また、開発・販売元であるToplitz Productionsは、『Medieval Dynasty』や『Sengoku Dynasty』など時代背景やテーマを変えた「Dynasty(王朝)」シリーズを展開。さまざまな世界でのライフシミュレーターを楽しめる作品群のひとつとして、本作もリリースされるようだ。


『Farmer’s Dynasty 2』は、PC(Steam)向けに2024年リリース予定だ。