ゲームプレイで性格分析『Refind Self: 性格診断ゲーム』売上10万本突破。記念に「珍しい行動TOP30」どどんと公開
弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは12月4日、『Refind Self: 性格診断ゲーム』の性格診断件数が10万に到達したと発表した。リリースから19日目となる12月2日に達成したという。弊誌でPLAYISMに訊いたところ、売上本数についても10万本を突破しているそうだ。
『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、探索型アドベンチャーのゲームプレイを通して性格が診断される、性格診断アドベンチャーゲームだ。本作の舞台は、さまざまな目的で造られたロボットたちのいる世界。主人公は、情から行動を決めるAI「EAI」として博士に造られた、人間のような見た目のロボットである。本作では、博士のお墓の前から物語がスタートする。プレイヤーは移動や会話、ミニゲームなど自由に世界を探索。博士との思い出の場所を巡ったり、ロボットたちと交流したりする中で、博士の望んだことや託されたものなどが解き明かされていく。
また本作にゲームオーバーはなく、正しい進め方や間違った進め方などは存在しない。主人公が行動する度に性格分析が進行し、100%に達すると分析が完了。ゲームクリアと共に、20種類以上の性格による診断結果も明かされる。詳しい性格や物語の真実が知りたい場合は、繰り返しのプレイも可能。本作では探索型ADVのゲームプレイを通して、死んだ博士や世界の謎、プレイヤー自身の性格が診断されるわけだ。
本作は、2023年11月14日にPC(Steam)/iOS/Android向けにリリースされた作品だ。言語解読ADV『7 Days to End with You』を手がけた、国内の個人開発のゲームクリエイターLizardry氏が開発している。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1008件中86%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ユーザーレビューを見る限りでは、短いゲームプレイの中で描かれるストーリーや性格診断などが高評価に繋がっているようだ。
そんな本作であるがPLAYISMおよびLizardry氏は12月4日に、12月2日時点で本作の性格診断件数が10万件を到達したと明かしている。弊誌でPLAYISMに訊いたところ、販売本数についても10万本を突破しているそうだ。発売日の11月14日から、19日間での大台達成となる。
また性格診断件数が10万件に到達したことを記念して、現時点の「最も少なかった行動」が30番目まで公開されている。一例としては、アクションゲームのステージ7で6回以上死んだプレイヤーが0.03791%(10万分の40)。望遠鏡を3分以上覗いたプレイヤーが0.03791%(10万分の40)。たばこを10回吸ったプレイヤーが0.05592%(10万分の59)。そしてもっとも少なかった行動は「羊の餌やりで4匹とも同じ餌をあげた」で、0.02464%(10万分の26)だったという。本作では、性格の分析が完了するとゲームクリアになる仕組みにより、プレイヤーごとに異なるゲームプレイが展開される。そうした仕組みにより、行動データにも幅があるのだろう。またプレイヤー全員による合計数のデータも公開。クリック(タップ)数の合計は5億6461万1584回、獲得したコインの合計は8143万440枚にも及んでいるそうだ。
『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに配信中。価格はSteam版が920円、iOS/Android番が600円となっている。