デッキ構築・戦略ローグライク『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』体験版、Steamにて期間限定配信開始。大国に挑む傭兵団の物語、アクワイアが手がける

アクワイアは12月6日、デッキ構築型ローグライクゲーム『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』の体験版を10日間限定で配信開始した。期間は12月16日23時59分まで。

アクワイアは12月6日、デッキ構築型ローグライクゲーム『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』(以下、霧の戦場のヴェルディーナ)の体験版を10日間限定で配信することを発表した。期間は本日14時から12月16日23時59分まで。対応プラットフォームはPC(Steam)。


『霧の戦場のヴェルディーナ』はデッキ構築ローグライクの要素が融合されたストラテジーRPGだ。舞台となるのは架空の大陸「ミスタリア」。ミスタリアには3つの大国と10の中小国があり、100年戦争と呼ばれる戦争が続いていた。なかでも強大な軍事力をもつヘルムート傭兵団を擁する大国「ファフタニア」は、キメラを作り出すことに成功。他国が抗うすべはもはや存在しないほど圧倒的な力を手にした。そんななか、西の共和国「パールヴ」にあるクラウゼヴィッツ傭兵団の団長ヴェル・ディーナは、ファフタニアがキメラを非人道的に作りだしているという情報を入手。真実を知るため、団員とともにファフタニアに向かうこととなる。


本作は霧によって隠されたマップを探索しつつ、敵や施設などを見つけていく。マップはシミュレーションRPG形式となっており、四角で区切られたマス目に沿って移動。そして敵と対峙するとターンベースの戦闘となる。戦闘ではあらかじめ構築したデッキを用いて、敵に攻撃をおこなったり、次に予測される敵からの攻撃に対して防御行動をとったりする。ステージごとに出現するカードが異なるため、状況に応じて適切にデッキを組み替えていくことが大事になるだろう。

そんな本作について体験版がSteam上で配信されることが発表された。期間は12月6日14時から12月17日23時59分まで。体験版ではストーリーの序章となるステージ4までプレイができるようだ。


また本作では、オープニングテーマ曲「霧の戦場のヴェルディーナ」を岩垂徳行氏が手がけるという。同氏は『グランディア』シリーズや『逆転裁判』シリーズ、『アマガミ』などさまざまな作品で作曲・編曲を手がけてきた人物だ。岩垂氏がプレスリリースに寄せたコメントによると、本作テーマ曲の作曲は難産だったようだ。そのうえで「勇者たちの戦わねばならない内なる悲痛な叫び」や「戦いとなっての自らを鼓舞する躍動感」を音符にこめることでスケールの大きな曲を作ることができた、としている。体験版ではオープニングムービーやテーマ曲が初公開されることとなるため、注目点となるだろう。

霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』はPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch向けに2024年発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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