世紀末グロ哀愁RPG『LISA: Definitive Edition』PS4/PS5/Nintendo Switch版3月21日発売へ。“圧倒的に好評”な心痛コミカル物語を公式日本語で遊べる

Beep Japanは12月5日、『LISA: Definitive Edition』のNintendo Switch/PS4/PS5版を3月21日に発売すると発表した。本作は高い評価を得たポストアポカリプスRPGのリマスター版だ。

Beep Japanは12月5日、『LISA: Definitive Edition』のNintendo Switch/PS4/PS5版を3月21日に発売すると発表した。通常版価格は税抜4500円。限定版となる『LISA: Bundle of Joy』も発売予定で、こちらは税抜6980円となる。

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『LISA: Definitive Edition』はDingaling Productionsが手がけ、2014年にPC(Steam)向けにリリースされたポストアポカリプスRPG『LISA: The Painful』のリマスター作品だ。完結編となるDLC「LISA: The Joyful」もリマスターされて収録される。

『LISA: The Painful』の舞台となるオレイサは、荒廃したポストアポカリプス世界だ。この世界では女性が忽然として消えさり、人類は緩やかに絶滅へと向かっていた。主人公のブラッドは過去の記憶に苛まれる薬物依存症の中年男性。彼はあるとき、道端で女の子の赤ん坊バディを見つけることになる。モラルなき文明崩壊後の世界でバディを巡る物語が繰り広げられていく。

本作は横スクロール型のマップを進んでいく方式となっており、戦闘にはターン制バトルが採用されている。戦闘時の負傷などにより四肢が欠損し、グラフィックやステータスなどにも反映される特徴的なシステムが存在。凄惨な世界観が描かれつつも、世紀末世界の狂った人々によるコミカルなイベントが用意されている点も特徴だ。そうした持ち味や物語が評価を受け、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1万2000件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。

 


決定版となる『LISA: Definitive Edition』ではリマスターされたフルHDグラフィックが実装。PC・新世代機向けにはフレームレート120fpsに対応している。また新要素も複数追加。セーブポイントとなる焚き火にてパーティーメンバーとの会話が可能になり、キャラの過去を知ることが可能になった。また新たなクエストや敵なども追加されている。

『LISA: Definitive Edition』はPC(Steam/Epic Gamesストア)および海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにリリースされていた。今回、国内PS4/PS5/Nintendo Switch版の発売日が3月21日に決定されたかたちだ。なおSteamストアページなどでは、日本語対応が後日おこなわれると案内されていた。国内PS4/PS5/Nintendo Switch版発売と共に、ほかのプラットフォームでも日本語に対応するものとみられる。

また『LISA: Definitive Edition』国内版発売に際して、パッケージ向けの限定版『LISA: Bundle of Joy』も発売予定。同エディションには、2012年にフリーゲームとして公開された『LISA: The First』のダウンロードカードおよび日本語ガイド(PDF)が収録。『LISA』三部作の第一部となる同作を、日本語ガイド付きでプレイ可能とのことだ。そのほか『LISA』の世界観とキャラクターが登場するカードゲーム「LISA カードゲーム」、オリジナルサウンドトラック、ペーパークラフトなどが同梱される。


LISA: Definitive Edition』ダウンロード版・パッケージ版はNintendo Switch/PS4/PS5向けに3月21日に発売予定。通常版『LISA: Definitive Edition』は税抜4500円、パッケージ向けの限定版『LISA: Bundle of Joy』は税抜6980円となる。本日より予約受付も順次開始されるそうで、本稿執筆時点では『LISA: Bundle of Joy』Nintendo Switch版の予約受付がスタートしている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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