メトロイドヴァニアアクション『Momodora: 月影のエンドロール』来年1月11日発売へ。装備カスタマイズ要素など盛り込んだ、「Momodora」シリーズ集大成

PLAYISMは12月2日、『Momodora: 月影のエンドロール』を2024年1月11日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語字幕に対応。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは12月2日、『Momodora: 月影のエンドロール』を2024年1月11日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語字幕に対応。発表にあわせて、新しいトレイラーも公開されている。

『Momodora: 月影のエンドロール』は、紋章を使い分けながらドット絵で描かれた世界を探索していく、2D探索アクションゲーム。「Momodora」シリーズの集大成とも謳われている。本作の主人公モモ・レイノルは、コホの村の司祭長だ。ある時コホの村に不吉な鐘の音が鳴り響き、村は悪魔たちの脅威に晒されてしまう。事態に対し、村の族長は司祭長であるモモを派遣する。モモは鐘の音の原因を見つけ、神聖なるルンの樹を守るために、危険な旅へ出発。多彩なアクションを駆使して、敵と戦いながら世界を巡っていく。『Momodora III』の結末から5年後を舞台とした、新たな戦いが描かれる。


モモの行先には、巨大なボスや一筋縄ではいかない敵など、さまざまなタイプの強敵が待ち受けているようだ。一方モモには近接攻撃や回避、矢を使った遠距離攻撃といったアクションが用意されている。さらにモモは、紋章によってプレイスタイルをカスタマイズできるという。紋章には攻撃/回復の強化や剣の召喚など、さまざまな効果が存在。店での購入/探索/イベントクリアなどで入手可能とされており、プレイスタイルや状況に応じて使用する紋章を切り替えられる。本作では敵の攻撃パターンを見極めながら、アクションや紋章を駆使して戦いを繰り広げていくのだろう。

また本作では、複数の難易度が用意されている。チャレンジしたいプレイヤー向けのノーマルと、気軽に遊びたいプレイヤー向けのライトが存在。ライトでは体力が尽きた際に一部能力が強化される「難易度自動調整」機能も用意されているそうだ。そのほか本作では、ステージやキャラクターたちがドット絵によって描かれている。ステージを彩る繊細なピクセルアートや、キャラクターがなめらかに動くドット絵のアニメーションなども本作の特徴だろう。


本作を手がけているのは、rdein氏を中心としたBombserviceだ。過去作としては、『Momodora: 月下のレクイエム』『ミノリア』をリリース。シリーズ前作にあたる『Momodora: 月下のレクイエム』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー9056件中94%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。プレスリリースによると同作では、80万本以上のセールスを記録しているそうだ。なお『Momodora: 月下のレクイエム』以前の「Momodora」シリーズ3作は、rdein氏個人名義の作品となっている。

本作『Momodora: 月影のエンドロール』は、「Momodora」シリーズの集大成として、培ってきたノウハウが詰め込まれているという。ストーリー面でも、過去作の謎や疑問に一応の決着がつけられるそうだ。一方本作は、これまでのシリーズ作品に触れていなくとも、できるだけ楽しめるように制作が進められているとのこと。アクション重視のシリーズであり、ストーリーは最小限に抑えられてきたこともあり、初めてシリーズに触れるプレイヤーでも楽しめる内容になっているそうだ。本作でも軽快なアクションやグラフィックなどに期待したい。

『Momodora: 月影のエンドロール』は、PC(Steam)向けに2024年1月11日発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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