シーシャ屋経営ADV『Hookah Haze』Nintendo Switch/Steam向けに発表。居場所を求める女性たちと心を通わせる、ヒューマンドラマ

アニプレックスは12月2日、アクワイアが手がける『Hookah Haze(フーカーヘイズ)』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、2024年に発売予定。シーシャ(水たばこ)屋の店長となるヒューマンドラマアドベンチャーゲームである。

アニプレックスは12月2日、『Hookah Haze(フーカーヘイズ)』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、2024年に発売予定。発表にあわせて、公式サイトやSteamストアページなども公開されている。


『Hookah Haze』は、先の長くない主人公がシーシャ(水たばこ)屋の店長となり3人のヒロインの本心に触れていく、ヒューマンドラマアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、2XXX年の秋葉原にあるシーシャ屋Hookah Haze。主人公の炭木トオルは、自分のことは諦めてしまいがちな25歳の人物だ。炭木トオルは病気で先が長くないこともあり、生きる希望を失っていた。本作ではそんな主人公が医師との話し合いの結果、期間限定でシーシャ屋の店長として働く。シーシャ屋の運営を通して、仕事の悩みや過去のトラウマを抱えた3人の女性たちと出会い、少しずつ彼女たちの本心に触れていくという。

キャラクターとしては、コンカフェ店員で自分のことが大好きだという愛上あむ。ショップ店員で普段は明るく元気だが、トラウマを抱えているという明月院こころ。企業所属の人形作家で、コミュニケーションが苦手な古森くるみが登場。本作では、主人公と居場所を求める彼女たちが心を通わせる、シーシャが紡ぐヒューマンドラマアドベンチャーが描かれる。

 


主人公の炭木トオルは、店長としてシーシャを提供していく。公開されているティザーPVやスクリーンショットを見る限りでは、フルーツ/スイーツ/スパイスといったフレーバーをレシピにあわせて選択。炭の数なども選ぶことで、相手にあわせたシーシャを提供するようだ。また主人公は、店の運営を通してヒロインたちと会話し、彼女たちとの物語も描かれていくようだ。ヒロインたちや背景など、本作の世界がドット絵のグラフィックで描かれている点も特徴として挙げられるだろう。

 


本作はアニプレックスが販売、国内のゲーム開発会社アクワイアが企画・開発を手がけるタイトルとなっている。アニプレックスとアクワイアからは2023年7月開催の「BitSummit Let’s Go!!」にあわせて、謎のプロモーションがスタート(関連記事)。X(旧Twitter)上では、コンカフェ店員のあむという人物のアカウントも運営されてきた。今回の発表により、本作のプロモーションだったことが判明したわけだ。

なおタイトル発表にあわせて、キャンペーンが実施されている。公式Xアカウントをフォローして該当ポストをリポストすると、抽選で10名にキービジュアルを使用した非売品ポスターがプレゼントされる。また本作は2023年12月30日および31日開催の「コミックマーケット103」に出展予定。会場ではコスプレイヤーのYuiRiさんが愛上あむに扮した姿で登場し、ノベルティが配布されるそうだ。さらに2024年1月25日から28日に開催予定の台北ゲームショウでは、世界初の試遊出展も予定されている。

Hookah Haze(フーカーヘイズ)』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2024年発売予定だ。





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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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