没入型都市伝説調査ゲーム『都市伝説冒険団2: 分身(仮)』Steam展開&日本語版発表。ドッペルゲンガーに関わる失踪事件を調査する、台湾の人気作

PLAYISMは12月2日、『都市伝説冒険団2: 分身(仮)』を2024年春に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは12月2日、『都市伝説冒険団2: 分身(仮)』を2024年春に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、日本語/英語/中国語(簡体字 /繁体字)に対応する。本作は中国語向けにスマートフォンで展開されてきたが、新たにSteamでのリリースと日本語/英語へのローカライズが決定したようだ。

『都市伝説冒険団2: 分身(仮)』は、都市伝説ドッペルゲンガーにまつわる人気配信者の失踪事件を捜査する、都市伝説ミステリーパズルADVである。本作の舞台は、数ヶ月前に人気女性インフルエンサー・クリスが行方不明となり、大きな話題となった世界だ。彼女は、都市伝説をテーマとした人気チャンネルを運営していた。失踪時には謎のアプリを使用し、神隠しのように姿を消したという。

本作で主人公は、SNS上でチャンネルメンバーを名乗るレイナ、タンタン、ショウの3名と知り合う。主人公は、クリスの失踪にドッペルゲンガーが関与しているのではないかと疑う彼らに協力。捜索を進め、事件の全貌を解き明かしていく。なお本作におけるドッペルゲンガーとは、自身と同じ姿の分身に出会ってしまうと、分身が自身の記憶をもち、代わりに世界で生き続けていくモノだという。本作では行方不明になったクリスが、ドッペルゲンガーに入れ替わられてしまったのかもしれない。


プレイヤーは、都市伝説ドッペルゲンガーの関与が疑われる事件を解明していく。本作のストーリーは、リアルな音声通話やチャットアプリ風の画面を交えつつ描かれるという。動画によると、実写の演出も用意されているほか、ARによる体感パズルも存在。多様な謎解きに挑戦できるパズルシステムも用意されているそうだ。本作ではARを活用したパズルやチャットアプリ風の画面、音声通話の演出など没入感のある表現によって、都市伝説にまつわる失踪事件が描かれるのだろう。プレスリリースでは、重厚なシナリオと迫真のサスペンスプロットと謳われている。


本作を手がけているToii Gamesは、台湾のデベロッパーだ。公式サイトによると、ARなど実験的な要素を使用して没入型のゲーム体験を制作しているという。本作は『都市伝説冒険団2: 分身(仮)』は、「都市伝説冒険団」シリーズの2作目として中国語向けにリリース。プレスリリースによるとAR技術やGPS機能など、スマートフォンの機能をモチーフにしたシステムで、独自の没入感が味わえる点が特徴だという。

2022年頃のリリース後は、「Google Play TW App Store TW 2023 Editor Featured」と「Asia XR Golden Award 2023 AMD Special Award」を受賞。本シリーズは台湾で人気であり、ユーザーからも高い評価を得ているそうだ。今回のPLAYISMからの発表では、新たに日本語/英語へのローカライズと、Steamでのリリースが決定している。

都市伝説冒険団2: 分身(仮)』は日本語などに対応し、PC(Steam)/iOS/Android向けに2024年春配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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