巨大カニ格闘バトル『カニノケンカ・ニ』2月13日Steam早期アクセス配信開始へ。最強のカニを目指す育成モード登場、育ててオンライン対戦に使える

 

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは12月2日、『カニノケンカ・ニ(Fight Crab 2)』の早期アクセス配信を2024年2月13日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2月6日から開催予定のSteam Nextフェスでは体験版の期間限定配信が予定されており、新操作方法モダンやキャリアモードなどもプレイできるそうだ。


『カニノケンカ・ニ』は、巨大なカニたちが相手をひっくり返すべく戦う、物理演算を利用したコンバットアクションゲーム。2020年に正式リリースされた『カニノケンカ』のシリーズ最新作だ。本作の舞台は、巨大な甲殻類同士が相手をひっくり返す格闘競技「ファイトクラブ」が最上の娯楽として君臨する異世界である。ファイトクラブで戦うカニたちは究極のレスラーにして、どれほどダメージを受けても倒れない不死身の戦士。そのためファイトクラブでは、大地に背をつけ、3カウントを取られたものはノックアウトと決められているようだ。本作でも無敵の巨大甲殻類たちによる、ひっくり返しバトルが繰り広げられるのだろう。

 


本作でプレイヤーは、ヒトとしてカニに搭乗する。システムとしては、カニたちは左右のハサミにブキが装備可能。チェーンソーやバイク、ドリルやジェットなどを扱い、戦いを繰り広げるという。前作同様、甲殻類同士の激しい戦いが待ち受けているのだろう。

本作では多数の新要素も登場している。ヒトはカニへの搭乗以外に、降りてブキの運搬や投擲、ステージギミックを使ったカニのサポート、カニの乗り換えなどもできるという。新要素としては、スペルやスキルなども登場。スキルでは、カニゲージを消費してブキや障害物を召喚するなど、さまざまな効果を発揮するという。スキルでは、カニの性能をカスタマイズ可能。カニの動作をサポートするオートマチックスキルや、表示情報を増やすハイパースキルなど、40種類以上が用意されているそうだ。


ゲームモードとしては、新たに1人用のキャリアモードが用意されている。キャリアモードでプレイヤーは、カニ飼育員である潮音マキと共に、カニを育成。カニのステータスを向上させたり,公式戦でランクをあげたり、興行でモンスターと戦ったりなど、カニと共に頂点を目指すという。育成後のカニはオンライン対戦で使用可能。次回のプレイにスキルを継承する要素も用意されている。

またマルチプレイモードとしては、1対1のランクマッチとカジュアルマッチ、最大5人まで遊べるルームマッチが搭載。ルームマッチではパスワードが設定できるほか、ルールのカスタマイズにも対応しているそうだ。そのほか本作には新たに、一般的な三人称視点のアクションゲームに近い「モダン」タイプ操作も登場。ほか、VRoid Hubとの連携機能が用意されており、ヒトの姿を自由に変更できる。新要素やモダンタイプ操作などにより、甲殻類たちの戦いが遊びやすく進化しているわけだ。

カニ飼育員・潮音マキの画像

本作を手がけているのは、国内の開発者ぬっそ氏によるカラッパゲームス合同会社だ。過去作としては、海の生物たちが活躍する『NEO AQUARIUM – The King of Crustaceans -』『Ace of Seafood』などをリリース。前作『カニノケンカ』においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー695件中93%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。プレイヤーからは、カニ同士の戦いというインパクトに加えて、しっかり作り込まれたゲーム部分などが評価に繋がっていたようだ。

本作『カニノケンカ・ニ』では、まずは早期アクセス配信が予定されている。プレスリリースによると、早期アクセス配信開始時点でキャリアモードやオンライン対戦といった各種ゲームモードは実装されているという。早期アクセス配信期間中には、バランス調整や追加要素といったアップデートが予定されているそうだ。また本作は、2024年2月6日から2月13日まで開催予定のSteam Nextフェスへ参加予定。同イベントにて期間限定で体験版の配信が予定されており、キャリアモードやモダン操作といった新要素も含めた本作を体験できるそうだ。

『カニノケンカ・ニ』はPC(Steam)向けに、2024年2月13日早期アクセス配信開始予定だ。