オープンワールド吸血鬼生活ゲーム『Vampire Dynasty』発表。最大4人プレイ対応、闇夜の世界を冒険しつつ城を築いて支配する

Toplitz Productionsは11月29日、『Vampire Dynasty』を発表した。吸血鬼として中世ヨーロッパを冒険し、城を築き上げるオープンワールドゲームだ。

Toplitz Productionsは11月29日、『Vampire Dynasty』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年にリリース予定。ストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定だ。


『Vampire Dynasty』はオープンワールドゲームだ。舞台となるのは中世のバルカン半島に位置する架空の国サンガビア。プレイヤーは吸血鬼としてこの地を冒険し、城を築き上げて周囲を統治することになる。ソロプレイのほか、最大4人での協力プレイにも対応予定。

吸血鬼であるプレイヤーは人間を凌駕する身体能力をもっているほか、噛みついたNPCをしもべにすることもできる様子。またコウモリを操り、フィールドを飛行して移動することも可能だそうだ。広大なフィールドには山脈や森、沼地といったさまざまなロケーションやダンジョンも用意。ストーリー要素も用意されるといい、多岐にわたるエンディング分岐を見せるという。なおエンディング後もオープンワールドの探索が可能とのこと。

本作には城を建築する要素も用意。吸血鬼というテーマにぴったりなゴシック調の城を、カスタマイズしながら築き上げられるそうだ。また吸血鬼であるプレイヤーは城の周囲の土地を暴君あるいは名君として統治することになる。プレイヤーの選択によって村の様相は変化していくという。

 


本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くMehuman Games。エロティック・ホラー『Lust from Beyond』などを手がけたMovie Games Lunarium出身者を中心に、20名のスタッフで構成されているそうだ。おどろおどろしい作風の本作『Vampire Dynasty』でも、同スタジオでの経験が活かされるのだろう。なおスタジオ公式サイトによると、本作はゲームエンジンとしてUnreal Engine 5を用いて制作されているとのことだ。

ちなみに本作のパブリッシャーToplitz Productionsは、これまで中世ヨーロッパが舞台の『Medieval Dynasty』や、戦国時代が舞台の『Sengoku Dynasty』といった生活シムを『Dynasty』シリーズとして展開してきた。本作『Vampire Dynasty』も同シリーズに名を連ねるかたちになるそうだ。これまでのシリーズ作品とはひと味違う、吸血鬼というファンタジー要素が題材になる点に注目したい。

『Vampire Dynasty』はPC(Steam)向けに2024年リリース予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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