『ブルーアーカイブ』などのPVが「男性を侮辱するようなハンドサインが仕込まれている」との指摘を受け非公開に。当該シーン状況の検証進む

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YouTube上に公開されている『ブルーアーカイブ』や『メイプルストーリー』などのアニメPV。それらが一部非公開とされたようだ。その理由は、PVに仕込まれた「ハンドサイン」によるものだという。韓国メディアnews1などが報じている。

*ハンドサインが仕込まれていると指摘された『メイプルストーリー』のMV
Image Credit: news1

非公開となった一部のPVを制作したのは、韓国のアニメスタジオStudio PPURI。同スタジオはさまざまな作品のPVを作成しており、関わったタイトルには『ブルーアーカイブ』『メイプルストーリー』『崩壊3rd』などの人気タイトルが名を連ねている。

問題となった理由としては、Studio PPURIに在籍している原画アニメーターの、男性蔑視発言が取り上げられたことが発端となっている。今回非公開になったPVに関わったとされるアニメーターは、X上で男性蔑視的な発言を何度かおこなっていたといい、自身で男性を侮辱するような投稿をしたり、男性に対する過激な発言をリポストするなどしていたようだ。

それが韓国国内で話題になると、そのアニメーターが担当した作品もチェックされたようだ。そして「男性を侮辱するようなハンドサイン」が描かれているのではないかとの指摘が寄せられ、今回大々的に問題として取り上げられたかたちだ。

*電子掲示板サイト「メガリア」のロゴ
Image Credit: メガリア on Wikipedia


そのハンドサインとは、親指と人差し指を使ってアルファベットのCのような形をつくるもの。このサインは韓国の電子掲示板サイト「メガリア」のロゴを表しているとされている。メガリアは過激派フェミニストが集まるコミュニティサイトだといい、男性に対する過激な投稿内容などが物議を醸している。このサインは男性器が小さいことを揶揄する用法もあるようだ。このサインが、当該アニメーターが関わった作品にこっそり仕込まれているのではないかとして、問題になっているようだ。

アニメーターのX上での発言やハンドサインの“仕込み疑惑”が韓国国内で話題になると、該当するPVが相次いで非公開対応されることとなった。たとえば『ブルーアーカイブ』では、キム・ヨンハ統括プロデューサーが11月26日にネクソンの公式フォーラムより声明を発表。PV内に不適切な表現があることを確認したとのこと。真偽の確認と対応のために動画を非公開にしたとも報告し、詳細がわかり次第伝えるとした。また『メイプルストーリー』も該当するPVを非公開にし、詳細に調査すると報告した。

いずれもPVなどを一時的に取り下げたうえで、ハンドサインが仕込まれた箇所についての調査をおこなうようだ。なおこのハンドサインが仕込まれた可能性があるとされる作品のリストなどの詳細は、韓国ユーザーによってWikiにまとめられている。

*キム・ヨンハ統括プロデューサーによるPV非公開に関する声明


また11月26日16時には、渦中のスタジオであるStudio PPURIから、今回の騒動に関する謝罪文がX上で公開された。まずゲームとは関係のない部分でこうした騒動が起こってしまったことを謝罪。肝心のハンドサインについては、動作の間に入るものであってスタジオとしては意図していれたものではないとコメント。一方で当該スタッフについては、キーフレームを管理する原画アニメーターであり、すべての作業に参加できるわけではなく、(アニメーターが)動作ひとつひとつをコントロールできるわけではないと説明している。

しかしながら、このような騒動になったのは申し訳ないとお詫び。あわせて、当該シーンを修正するほか、議論の対象になっているスタッフを今後PV制作にさせないと宣言。また疑惑がかかっているシーンについてはリストアップ済みで、すべて修正対応するとのこと。スタジオとして監督責任も感じているとし、この1件で失望させたすべての人にお詫びすると謝罪した。

【UPDATE 2023/11/30 21:00】
京郷新聞の独自取材によると、『メイプルストーリー』の該当アニメの最初の絵コンテを担当したのは、Studio PPURI社内スタッフはない40代男性だったという。また総括監督をしたのは50代男性だったとのこと。指摘されていたStudio PPURIの女性アニメーターは、当該シーンの担当者ではなかったそうだ。

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