2人プレイ用マーダーミステリーノベルゲーム『この世界にバッドエンドは存在しない』PC向けに12月1日発売へ。通話で情報を交換し、深海の研究所でループと怪事件に挑む


国内のサークルSowChildは11月24日、『この世界にバッドエンドは存在しない』を12月1日19時に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(BOOTH)。価格は同梱パック版が1000円、個別パック版が各500円となっている。

『この世界にバッドエンドは存在しない』は、深海の研究所でループに巻き込まれる、マーダーミステリーの遊びにノベルゲームを組み込んだというSFマーダーミステリーノベルゲームである。本作の舞台は、23時59分59秒を境に世界が繰り返し続けている深海の研究所。メインキャラクターは、脳科学研究施設サンドリヨンの研究員である男性バックと、同施設の被験者である少女ミサだ。

本作では、記憶が欠落した2人が目覚めた時に、世界がループしている事実を思い出す。凄惨な事件の記憶も蘇った2人は、壊れてしまった世界でマーダーミステリーに挑むようだ。深海の研究所で起こった怪事件とループの謎。4人の人間から生まれる、4つの死体と4人の生存者。深海の研究所で、主人公たちは運命に翻弄されるという。


プレイヤーはバックとミサ、どちらかの視点からゲームを進行していく。本作は2人プレイ用の作品となっており、まずプレイヤーはそれぞれノベルゲームをプレイする。バック視点とミサ視点、各視点のノベルゲームを通して異なる情報を入手。各キャラクターの役割や目的なども、ノベルゲームを通して明かされるようだ。入手した情報は、Discordの通話によって交換。全9フェーズに分かれたゲームプレイを進めて、怪事件やループの謎へ迫っていく。


マーダーミステリーとは殺人事件などのシナリオに対して、プレイヤーが登場人物の役割を演じて、それぞれ目的達成を目指すアナログゲームである。本作はマーダーミステリーの遊びにノベルゲームを組み込んだという。公式サイトなどを見る限りでは、ノベルゲームを通して情報や状況などが提示されている。通話で互いに情報を共有することで、マーダーミステリーのようにノベルゲームを遊んでいくのだろう。公開されているスクリーンショットでは、事件の詳細を問う問題も提示されており、視点によっては研究所で起こった事件の推理も重要になりそうだ。


本作を手がけているSowChildは、まきな氏が代表を務めるサークルだ。過去作としては、『虚構英雄ジンガイア』シリーズや『彼女系生命進化論パーフェクト☆ガール』などをPC向けに無料公開している。

本作『この世界にバッドエンドは存在しない』では、まきな氏がシナリオ/グラフィック/スクリプトを担当。サウンドを堀村こたつ氏が担当し、制作が進められてきたようだ。公式サイトによると、ほかのマーダーミステリーにない物語のプレイ体験や、ほかのノベルゲームにない物語の共有体験などが特徴であるそうだ。

この世界にバッドエンドは存在しない』はPC(BOOTH)向けに、12月1日リリース予定だ。2人プレイ用となっており、2人分のゲームデータを収録した同梱パック版が1000円、個別パック版が各500円。また限定生産のパッケージ版は、1400円となっている。


なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。