『スーパーマリオRPG』裏ボスの最短撃破チャレンジ盛りあがる。ターン数はどんどん減り、ついに3ターンを記録

『スーパーマリオRPG』には隠しボスが存在する。先週発売されたばかりのリメイク版で、このボスをいかに短いターンで倒すかというチャレンジが盛りあがっているようだ。

スーパーマリオRPG』には「ラスボス以上の強さ」と評される隠しボスが存在する。先週発売されたばかりのリメイク版で、このボスをいかに短いターンで倒すかというチャレンジが盛りあがっているようだ。なお本稿にはリメイク版の隠しボスについてのネタバレや動画が含まれるため、留意されたい。




https://www.youtube.com/watch?v=ZH8bjiPdWxk






『スーパーマリオRPG』は、1996年にスーパーファミコン向けに発売された同名作品のリメイク版だ。『スーパーマリオ』シリーズの世界観をもとにしたRPGで、リメイク版では3Dグラフィックで描かれている。本作では世界中に散らばった「スターピース」を探し集める、マリオと仲間たちの旅と冒険が描かれる。リメイク版ではバトルにおいて仲間と強力な技を繰り出す「3人わざ」や、ボスの一部との再戦が可能となるなど、新要素も導入されている。

そんな本作には隠しボスである「クリスタラー」が登場する。クリスタラーはオリジナル版でも隠しボスとして存在しているものの、本作ではさらに強化された“立体版”クリスタラーが登場する。道中で戦ったボスと再戦し勝利することで、モンスタウンの封印された扉から立体となったクリスタラーと戦うことができる。


その立体のクリスタラーをいかに短いターンで倒すかという試みが盛りあがっているようだ。本作の発売日である11月17日にはすでに立体のクリスタラーを倒したという報告があがっていた。そして「バトルのきろく」からもクリスタラーの最短勝利ターン数が確認できることもあり、どれだけ少ないターン数で撃破できるかがプレイヤーたちの競いどころとなったかたちだ。

プレイヤーたちの挑戦によって撃破ターンは10ターンを切り、少なくとも11月19日には一桁ターンの領域に突入していたようだ。その後もターン数を切り詰める戦いは日々おこなわれていき、ついに11月21日には3ターンで立体のクリスタラーを倒したという報告があがった。中でもYouTube投稿者の優月ゆる氏は3ターン撃破を達成した瞬間を動画で報告している。


優月ゆる氏によって投稿された動画では、主にマロの「キラキラおとし」やマリオの「スーパージャンプ」などで攻撃をおこなっている。これらの技はタイミングよくAボタンを押すアクションコマンドによってダメージが上昇。3ターンすべて、17回連続のキラキラおとしおよび100回連続のスーパージャンプのアクションコマンドを成功させている。また動画の概要欄には装備などの詳細も記載されており、アクションコマンドのダメージ計算にあたって参照する、まほうこうげきのステータスに重きをおいていることがうかがえる。

一方でそうした万全の準備や非常に難しいアクションコマンドの連続成功を潜り抜けても3ターン撃破できない場合もあるという。100回のスーパージャンプ成功後に、3人わざのダメージの確率による変動や敵の行動によっては、やり直しとなる可能性もあったそうだ。この3ターン撃破を記録した動画は、数多くのリトライによって生み出されたものなのかもしれない。最短撃破に挑戦してみたい方は、動画などを参考にして戦ってみるのもいいだろう。

ちなみに優月ゆる氏は、アクションコマンドを使わないといった条件付きで25ターンで立体版のクリスタラーを撃破する動画も投稿している。アクションコマンドなどが苦手なプレイヤーは、立体版クリスタラーと戦う際にこちらの戦い方も参考にしてみるといいかもしれない。


『スーパーマリオRPG』はNintendo Switch向けに発売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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