新作ゲーム『呪術廻戦ファントムパレード』の五条悟が独特。無敵の強さだが7ターン後に急用を思い出して帰っちゃう

 

サムザップ(Sumzap)は11月21日、『呪術廻戦 ファントムパレード』を配信開始した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ料金は無料となっている。同作には「呪術廻戦」から多数のキャラクターが登場。作中最強格のキャラクター五条悟がかなり特殊な性能だったことで、X(旧Twitter)上などでほんのり話題となっているようだ。


『呪術廻戦 ファントムパレード』は、TVアニメ「呪術廻戦」をベースとした、スマートフォン向けRPGである。原作の「呪術廻戦」は、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の芥見下々氏による漫画作品だ。舞台となるのは、辛酸や後悔など、人間の負の感情から生じる呪いが、人間を死へと導く世界。そんな呪いと、呪いに呪術で対抗する呪術師たちの戦いが描かれている。本作『呪術廻戦 ファントムパレード』では、TVアニメ版「呪術廻戦」のストーリーを新規フルボイスで表現。ターン制のバトルやいわゆるガチャ要素などを交えつつ、「呪術廻戦」の物語が描かれるという。


五条悟は、「呪術廻戦」に登場するキャラクターだ。本作公式サイトによると、五条悟は東京都立呪術高等専門学校の教師で、軽薄でマイペースな人物。自他ともに認める最強の呪術師でもあるという。設定だけでなく、原作やアニメにおいてもほかの呪術師とは格の違う強さが度々描写されており、作中における最強格のキャラクターとなっている。


本作『呪術廻戦 ファントムパレード』においてもそんな五条悟が、SSR[最強]五条悟として登場している。性能面の特徴としては、まず無敵さがあげられるだろう。SSR[最強]五条悟は、オートスキル「無下限呪術」によってバトル開始時に自身へ攻撃無効化を付与。攻撃無効化によって、スキルで受けるダメージを無効化する。本作では攻撃がスキル扱いなのか、バトルの敵として登場する両面宿儺などの攻撃からもダメージを受けず、格の違う強さを見せつけている。攻撃を受けないだけでなく、強力な攻撃性能を有しており、最強の名に恥じない強さを誇っているようだ。ゲームにおいて、キャラクターに設定上の強さを反映した結果、強力な性能を有することはある。しかし、ここまで際立った性質をもっているのは稀だろう。


一方そんな本作の五条悟にも、運用上の欠点が存在する。バトル開始から7ターン後に、急用を思い出して帰ってしまうことだ。SSR[最強]五条悟はオートスキル「急用」によって、バトル開示時に自身に急用(7ターン)を付与。「急用」によって、登場時から7ターン終了時に急用を思い出して戦線離脱する。五条悟に何の用事があるのか定かではないが、とにかく相手が誰であろうと、7ターン経過後に五条悟は帰ってしまうのだ。編成が五条悟1人であれば、そのままバトルには敗北する。X(旧Twitter)上では“急用離脱”についてポストするユーザーがさっそく急増している。設定を反映した最強に恥じない性能と、あまりにもマイペースな振る舞いから、注目を集めているのだろう。

呪術廻戦 ファントムパレード』は、iOS/Android向けに配信中だ。