グラップル銃撃メトロイドヴァニア『ラスティッド・モス』コンソール版発表、来年春発売へ。“続編並み”ボリュームの大型アプデと同時に登場

 

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは11月17日、『ラスティッド・モス』Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S版を発表し、2024年春にリリースすると告知した。さらにコンソール版のリリースにあわせて、PC(Steam)版向けの大型アップデートも実施予定。


『ラスティッド・モス』は、メトロイドヴァニア・アクションゲームだ。本作の舞台となるのは、妖精が人間の赤子と仲間の妖精を入れ替える「チェンジリング(取り替え子)」をおこなってきた世界。人間は滅びかけており、妖精による侵略が完遂しようとしていた。

主人公のファーンは人間に育てられていたが、実は妖精のために働く替わり子であった。ファーンは謎の影パックとともに、人類の時代を終わらせる旅に出る。しかし妖精から盗んだ魔法によって強化された魔女が彼女の前に立ちふさがり、人類と妖精を巡る戦いが繰り広げられることとなる。

本作はグラップルというアクションが使用可能。伸縮自在なロープ付きフックのようなものを壁や天井に射出し、妖精の苔と呼ばれる苔の生えた場所にフックを付けられる。ここを支点として振り子のような軌道でアクションをおこない、トゲの生えた地形や床のない箇所を進むことができる点が特徴だ。


今回、そんな本作のコンソール版が発表され、Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年春にリリースされることが告知された。コンソール版では、Steam版で実装されているレベルエディター機能が搭載されないものの、それ以外の実装されているすべてのコンテンツがプレイ可能とのことだ。

また本作最後の大型アップデートとして、“続編級”のボリュームとなるコンテンツ追加が予定されている。同アップデートでは2つの新エリアや300以上の新ステージが追加で実装予定。そのほかプレイに7~8時間相当かかるとされている追加コンテンツや、ボスラッシュモードも追加される予定だ。

さらに新プレイアブルキャラが使用可能な「マヤモード」が追加される。トレイラー上では刀を振り回すマヤの姿が確認できる。ファーンを操作する通常のモードとはまた違ったゲームプレイとなりそうだ。この大型アップデートは、コンソール版の発売と同時にPC(Steam)向けにもリリースされるという。


本作を手がけるのはインディーゲームデベロッパーのFaxdoc氏とhappysquared氏、sunnydaze氏だ。本作は本稿執筆時点でSteamユーザーレビューにて469件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。世界観やグラップルによる独特な挙動が一定の評価を受けている。なお現在Steamでは本作の体験版が配信中。気になる人はまずこちらを遊んでみるのもいいだろう。

『ラスティッド・モス』はPC(Steam)向けに発売中。日本語字幕に対応しており、通常価格は税込1980円となる。Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けには2024年春リリース予定だ。