『Escape from Tarkov』今後のアプデで「初心者用マップ」実装へ。障害物乗り越えやブラインドファイア進化など新要素お披露目
Battlestate Gamesは11月15日、Twitch上でTarkovTV LIVEを配信した。配信では『Escape from Tarkov』にて今後アップデートで実装予定の新要素などが紹介された。
次回アップデートで実装される新要素として、まず新マップ「GROUND ZERO」が発表された。GROUND ZEROはそのほかマップと比べるとやや小さめのマップになるとのこと。紹介動画ではさまざまな建物や施設が確認できたため、屋内での戦闘の機会が多くなると思われる。
新マップは初心者や低レベルのプレイヤー向けとして設定されているといい、15レベル以下のプレイヤーのみがプレイ可能なマップとなるようだ。これを機に、気になる初心者の方は本作を始めてみてもいいかもしれない。
また新武器もいくつか追加される。まず「9A-91」が実装される。弾薬は9x39mmを使用。9A-91を元にした消音狙撃銃「VSK-94」も同時に実装されるようだ。さらにドラムマガジンを備えた軽機関銃「RPD」も実装予定。こちらは7.62x39mm弾を使用する。またこちらにも派生となる「RPDN」が同時に実装される。RPDNではマウントレールがついたことでスコープなどを搭載できるようだ。
そしてアーマーにアーマープレートを設定できる機能なども実装されるようだ。動画内ではヘルメットやアーマーに対して、各部位に追加のアーマープレートを装備している。射撃によって耐久値が減少しており、耐久値は部位ごとに計算されていることがわかる。またアーマーの耐久値を確認する際に明るく表示されている部分は交換可能な部位のようだ。今後はアーマーそのものではなく、プレートごとの耐久値を把握しておく必要が出てくるかもしれない。
また将来のアップデートではさまざまなモーションなどが調整されるようだ。「Vaulting(飛び越え)」と称された動画では、柵や机を乗り越える際のモーションが追加されている。障害物や段差などを越える際は今までよりスムーズに移動できると思われる。さらに今後のアップデートでは銃器を左側に持ち替えた射撃が可能になる。右に曲がりながらクリアリングしたり、右側の壁を利用しつつ戦闘をおこなったりする際に視点上不利になる場合は減りそうだ。
今回のTarkovTV LIVEではそのほかにリコイルの動作変更やBlindfire(物陰に隠れながらの射撃)の変化など、さまざまなアップデートが紹介された。各種アップデートの詳細内容は、『Escape from Tarkov』公式XアカウントやTarkovTV Liveのアーカイブを確認されたい。
『Escape from Tarkov』は公式サイトにて、ベータ版として販売中だ。なお今回紹介されたアップデート内容は12月以降の実装となる見込みだ。
【UPDATE 2023/11/15 14:25】
Blindfire(ブラインドファイア)に関して、記事見出しおよび本文の記述を調整