キノコ狩り自然散策ゲーム『Morels: The Hunt 2』発表。キノコを採ったり動物を撮ったり、大自然のなかでまったり過ごす

 

デベロッパーのAbrams Studiosは11月14日、キノコ狩りアドベンチャーゲーム『Morels: The Hunt 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2024年にリリース予定。


『Morels: The Hunt 2』は自然の中を散策するアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは世界中のさまざまなロケーションにて、キノコを採ったり動物の写真を撮ったりして平和なひとときを楽しむ。

ゲームの主な目的は、キノコを採集することだ。自然のなかにはさまざまなキノコが存在。キノコを拾えばポイントが手に入り、体力も回復する。できるだけたくさんキノコを見つけ、キノコ狩りレベルを上げていこう。なお前作『Morels: The Hunt』においては、毒キノコを拾うとポイントと体力が減ってしまうシステムが存在。その場所にはどんなキノコが生えていてどれが毒キノコなのか、見分けかたを覚えていく必要があった。続編となる『Morels: The Hunt 2』にも引き続きそうしたシステムが受け継がれるかもしれない。

写真撮影もゲームの重要な要素となる。動物、虫、鳥などの生きものや興味深いオブジェクトを見つけたらカメラを取り出し、撮影しよう。うまく写真の中央で撮れればポイントが手に入り、写真撮影レベルが上がる。また本作には実在の動物だけでなく、伝説上の生きものも存在するとのこと。運がよければ森のなかでユニコーンに会うこともあるという。

 


キノコ狩りや写真撮影で貯めたポイントは、ショップでアイテムと交換することができる。ショップには高級なカメラやコンパスなどのほか、ダニ対策の虫よけスプレーや応急処置キットなど、探索に必要なものが用意されているようだ。雨の日の散策ならレインコートはあった方がいいし、夜に出かけるならヘッドランプは必需品になるだろう。また、馬や四輪バギーなども存在し、自然のなかで乗り回すことができるという。散策で貯めたポイントで道具を整え、さらなる散策を楽しもう。

本作では動物となって自然のなかを探検するモードも存在するとのこと。ゲームプレイを通じて、いろいろな動物をアンロックすることができるようだ。ただし動物としてのプレイ中は実績を解除したりすることはできないという。純粋に自然を探索するモードとして用意されているようだ。

 


本作を手がけるAbrams Studiosはアメリカ・インディアナ州に拠点を置くインディースタジオだ。Abrams家のWesley氏、Derek氏、Jason氏の三兄弟でゲーム制作をおこなっているという。過去には、先述の前作『Morels: The Hunt』などを制作。本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー157件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。Abrams氏らは実際に森のなかでキノコ狩りをして育ったそうで、今でも毎年おこなっているという。武器などを持たず、自然と一体となって森を散策する素晴らしさを伝えたいという情熱をもってゲームを制作しているとのこと。キノコ狩りにかける思いには並々ならぬものがあるスタジオのようで、続編となる『Morels: The Hunt 2』が打ち出されるかたちだ。

『Morels: The Hunt 2』はPC(Steam)向けに2024年にリリース予定だ。