“九龍城風”オープンワールド・サイバーパンク推理ゲーム『Keyword 2: Nightfall』発表。近未来都市を探偵となって自由に探索、ひらめきで事件解決

 

デベロッパーのCity From Naughtは11月13日、推理アドベンチャーゲーム『Keyword 2: Nightfall』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Keyword 2: Nightfall』はサイバーパンク推理アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、香港・九龍城砦や重慶・紅雅洞をモデルとした近未来都市。プレイヤーは探偵Kurt となり、街の有力者の娘が高級マンションで殺害された事件を捜査。陰謀に裁きをもたらすため、夜の街を走ることになる。

本作は街の一区画を舞台とした、コンパクトなオープンワールドゲームになるという。高層ビルとスラム街が入り乱れた、きらびやかで乱雑な街並みが描かれるようだ。街には多くの秘密が隠されており、自由に探索することが可能。個性的で深みのあるキャラクターたちが存在し、多くのサイドクエストが用意されるとのこと。


捜査においては、ひらめきや発想の飛躍が求められることになるという。走り回って情報を集め、目撃者と会い、複雑なパズルに頭を悩ませることになるそうだ。試行錯誤の末に難問を解く快感に満ちたゲームプレイになるとのこと。また、協力を得るため不正に目をつぶるかなど、倫理的なジレンマのある選択を迫られることもあるという。ゲームはマルチエンディングとなっており、捜査過程で得た情報と下した決断によって、結末が明るいものや暗いものに変化するとのことだ。


本作を手がけるCity From Naughtはカナダ・トロントに拠点を置くインディースタジオだ。過去には、本作の前作にあたる『Keyword: 蜘蛛の糸』を制作している。同作は、娘が失踪しタイムループに巻き込まれた男グォが、マンションの一室で双眼鏡とネットを駆使して調査するゲーム。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で200件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。同作開発終了後は別のゲームの企画も存在したが、好評を受けて続編の『Keyword 2: Nightfall』の開発に全力を投じることになったという。

『Keyword 2: Nightfall』はPC(Steam)向けに発売予定だ。