不信仰者断罪ゲーム『ジ・インクイジター』PS5/Xbox/PC向けに2月8日国内発売へ。 疑惑の人々をどこまで厳しく尋問するかはあなた次第

 

Kalypso Media Japanは11月14日、『ジ・インクイジター(The Inquisitor)』を2024年2月8日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft ストア)。日本語字幕に対応する。価格はPS5向け通常版が税込6160円で、そのほか通常版はストア表示価格で販売予定。PS5向けにはパッケージ版のデラックスエディションも発売予定となっている。


『ジ・インクイジター』は、審問官となり罪深き町で不信仰者たちを断罪し事件の謎を解く、断罪アクションアドベンチャーゲームである。本作の舞台は十字架に架けられたイエスが、怒りによってすべての不信仰者を断罪しようとした世界。16世紀では、法そのものである審問官(インクイジター)たちが、炎と鋼鉄にかけて血塗られた信仰を保とうとしていた。

主人公のモーディマー・マダーディンは、神に仕える審問官だ。本作でモーディマーは、1533年の罪深き町ケーニヒシュタイにてヴァンパイアの存在を調査。闇の力と戦いながら、神の法を司るものとして不信仰者たちを断罪し、事件の謎も解明する。ポーランドの小説家ヤチェク・ピエカラ氏による著作「I, the Inquisitor」をもとにした世界が描かれる。

 


モーディマーは自身の能力と尋問によって、罪深き町に隠された真実へと迫っていく。モーディマーは不信仰者たちの起こした事件に対し、尋問と会話によって情報を引き出す。大審問官とも呼ばれるモーディマーには、真実を追求するために尋問を含めたあらゆる権限が与えられている。時には炎と鋼鉄、剣戟によって容疑者と戦うこともあるようだ。厳しい尋問や戦いも、情報を獲得する手段のひとつなのだろう。

一方で、本作でモーディマーは、慈悲深い審問官にも冷酷な信仰者にも姿を変えるそうだ。尋問に際しては、容疑者に対してどこまで尋問をおこなうか判断することも重要なポイント。不信仰者たちの運命や事件の結末自体も、審問者の手に委ねられているという。本作では法そのものであったという審問官の立場から、異端審問が描かれるのだろう。

またモーディマーは「非=世界」なる空間へ入り込む能力をもっており、人が無意識に隠そうとする秘密に触れられる。ただし非=世界では、侵入者を闇の力が全力で襲ってくるという。モーディマーは闇の力と戦いながら、非=世界で隠された秘密を知っていくようだ。

 


本作を手がけているのは、ポーランド・ヴロツワフに拠点のあるThe Dustだ。公式サイトによると、The Dustは2014年に設立。モバイル向けからAAAタイトルまで、さまざまなプロジェクトで経験を積んできたとのこと。本作『ジ・インクイジター』には、2019年から取り組んできたそうだ。


ジ・インクイジター』は、2024年2月8日に発売予定。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft ストア)で、日本語字幕に対応する。また価格は、PS5向け通常版が税込6160円で、そのほか通常版はストア表示価格。デラックスエディション(PS5版税込7700円)も発売予定となっており、ゲーム本編に加えて限定スキンやオリジナルサウンドトラック、アートブックなどが付属する。