『エルデンリング』でラスボス撃破を5000回助けた「(ほぼ)全裸ツボウーマン」活動休止へ。人生でもっともやりがいのある経験だった
『エルデンリング』にて、協力プレイ要素を使ってラスボス撃破を助けていた人気プレイヤーが、「5000人のプレイヤーを助けた」と報告。あわせて、その活動を休止する方針を伝えている。
『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけたアクションRPG。本作は『ダークソウル』シリーズなど同スタジオ過去作のゲームプレイを色濃く受け継ぎつつ、舞台は広大なオープンフィールドへ変更。一方で過去作と同じく戦闘については手強い調整となっており、特に「ミケラの刃、マレニア」や一連の最終ボスなどは、強いボスとしてよく名前にあがる。
そして、本作では協力プレイ要素を利用し、そんなボスたちの撃破を手助けする“ヒーロー的”なプレイをする者も現れた。その端緒となったのが、ほぼ全裸にツボだけを被り、優れた身のこなしでマレニアの撃破を助けるプレイヤー「Let me solo her」氏だった。また、同氏が注目を浴びた後にはラスボス連戦を助けるプレイヤー「LetMeSoloThem」氏が出現。2000人のプレイヤーの『エルデンリング』クリアを助けたとして、海外コミュニティを中心に人気を受けていた(関連記事)。
そんなLetMeSoloThem氏がこのたび、5000人のプレイヤーのラスボス撃破を助けたことを自身のYouTubeチャンネルやRedditにて報告。あわせて、一旦その活動を止める旨を伝えている。同氏は投稿のなかで、「人生のなかでもっともやりがいを感じる経験だった」と約一年半の活動を振り返った。また、この節目をもって「チャプターの終わりとする」として活動休止の方針を示した。最後に、同氏を召喚したプレイヤーに対して感謝を述べている。また、LetMeSoloThem氏による上述のスレッドは本稿執筆時点で4万2000件を超えるUpvoteを獲得。同氏のコミュニティでの人気が健在であったことがうかがえる。
『エルデンリング』が昨年2月25日にリリースされてから一年半以上が経つ。本作は大ヒット作品であり、今年2月には世界累計出荷本数2000万本を突破し、根強い人気も見せた(関連記事)。それでも、現在では本作プレイヤー数も落ち着き、クリアに困り協力を求める者も少なくなったことだろう。しかしながら、現在本作に向けては DLC「Shadow of the Erdtree」が開発中。同DLCがリリースされれば、ふたたび阿鼻叫喚と助け合いが展開されることだろう。
『エルデンリング』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。 DLC「Shadow of the Erdtree」は現在開発中だ。