サバイバルホラー『Sons Of The Forest』最新アプデで「人肉時計」などが実装。ストーリーの謎深まるアイテムや新たな敵・属性矢も追加

デベロッパーのEndnight Gamesは11月10日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 14」を配信した。

デベロッパーのEndnight Gamesは11月10日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 14」を配信した。今回のアップデートでは効果が付与された矢がクラフト可能になったほか、回転式の新トラップや新食人族「Igor」が追加。人肉時計や槍の保管場所などの家具が追加された。また、一部洞窟内ではストーリーの謎がさらに深まる秘密のアイテムが追加されている。


『Sons Of The Forest』は食人族が住まう島で生き残り、そして島の謎を解き明かしていくオープンワールド・サバイバルホラーゲームだ。シングルプレイのほかオンラインでの協力マルチプレイにも対応している。早期アクセス配信中である本作は随時コンテンツを追加中。現地時間11月10日に配信された「Patch 14」の主要な変更点を以下に紹介していこう。

まず新たに火炎・ショック(感電)・毒・爆破の効果が付与された4つの矢がクラフト可能になった。火炎矢は着弾した対象を炎上させ、ショック矢は着弾した敵を一時的に痺れさせショック状態にすることができる。毒は着弾した相手に継続的なダメージを付与するほか、効果の重複が可能なので複数の毒矢を当てることで効果が増すようだ。爆破矢は着弾と共に起爆し、対象を爆破させることが可能となっている。それぞれの矢を有効的に使うことで、戦闘をより有利に進めることができるだろう。

また、新たな食人族「Igor」が追加されている。Igorは攻撃的な食人族で、プレイヤーを目がけて一目散に突進攻撃をおこなう。本アップデートでは、ほかの食人族たちにも調整が成されている。まず赤ん坊の突撃によるダメージが15から10に低下した。泥だらけの食人族たちは空腹度によって攻撃性が変化するようになり、満腹状態ではプレイヤーを襲いにくくなるほか、プレイヤーよりも食事に対して興味を持つように調整がされている。


ほかにも本アップデートでは、5つの設計図が新たに追加されている。敵を巻き込む回転式のトラップに加え、ヤリの保管場所やダブルベッド、人肉を使用した時計など。プレイヤーの拠点を守り易くなるアイテムに加え、生活感を充実させる内容となっている。なお、人肉時計は実用性もあるようで、ゲーム内時間と連動して材料に使われた腕が時間を教えてくれる。

また新たに追加された設計図が発見できる洞窟など、複数の洞窟に新たな空間が追加されている。これにより、ストーリー面にも進展があったようだ。新たに追加された秘密のアイテムは、前回から続く秘密のアイテムのピースのひとつとして追加されているようだ。なお、本アップデートからストーリーに関連したノートが再度閲覧可能となった。これまでのノートの内容を忘れてしまったプレイヤーにとっても嬉しい調整となっている。


Patch 14では、ほかにも火炎ステータスによって死亡した敵が骨になるまで燃え尽きるなど、各種バランス調整がなされている。またバグ修正なども施されているため、詳細が気になる方は公式パッチノート(英語)を確認されたい。

『Sons Of The Forest』は、PC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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