『ゼルダの伝説』実写映画監督、『ティアキン』愛好家だった。特にテクプレイがお気に入り

 

『ゼルダの伝説』実写映画で監督を務めることとなるWes Ball氏。そんなBall氏が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の愛好家であるとして注目を集めている。
【UPDATE 2023/11/8 19:15】
記事初版にて、Ball氏のプレイがうまいという旨の記述をしておりましたが、厳密にはBall氏がうまいプレイヤーの動画を投稿している可能性が高いので、記述およびタイトルを変更いたしました。訂正し、誤った記述をしたことをお詫び申し上げます。


任天堂は11月8日、『ゼルダの伝説』を扱った実写映画を企画開発していることを発表した(関連記事)。実写映画のプロデューサーは任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏ならびにArad Productionsの代表Avi Arad氏が共同で担当し、監督はWes Ball氏が担当するという。

当のWes Ball氏はアメリカの映画監督であり、「メイズ・ランナー」シリーズの監督などとしても知られる人物だ。同氏は任天堂より今年5月から販売されている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をプレイしており、自身のXアカウント上に(おそらく別のプレイヤーの)動画を投稿していた。

同氏は、最近ではあまり自由な時間はないとしつつ『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をこっそりプレイしているとコメント。ゲームは素晴らしく、もともと良ゲーになると期待していたものの、それ以上で驚いたという。遊びやすく、素晴らしいストーリーがあり、狂気的なゲームプレイメカニックがあるとした。また添付した映像について、このようなプレイヤー(のプレイ)は心を揺さぶるものであると称賛していた。今回の映画化発表を受けて、同氏の動画紹介が改めて注目を集めたかたちだ。また添付された動画におけるプレイヤーの腕前もあわせて注目されている様子である。


動画は、白銀ボスボコブリンと、ボスボコブリンに率いられた黒ボコブリンの集団、そして合流してきた白銀ボコブリンとの会敵から始まる。臨戦態勢に入ると素早く弓を構え、カガヤキの実を付けた矢を射った。ボコブリンたちが密集しているところを狙ったため、カガヤキの実の効果で全員目が眩む。そこですかさず氷結属性のついた武器を投擲し、黒ボコブリンたちをまとめて凍らせた。

ここまででもかなりの手際の良さを見せているが、それだけでは終わらない。間髪入れず投擲した武器をモドレコで逆再生。敵を凍らせた武器で、今度は黒ボコブリンたちを一掃したのだ。

その後、あらかじめバクダン花を組み合わせた盾で盾サーフィンし、空中へ上昇。残った白銀ボコブリンと白銀ボスボコブリンを弓集中で凍らせた。白銀ボコブリンを手早く処理し、仕上げにボスボコブリンをビルドした装置で上空に打ち上げ、弓の射撃により的確に撃破してみせた。


Ball氏は「この人のプレイはすごい」と褒めており、どうやらTikTokユーザーの動画を転載しそれを褒めているようだ。そうした称賛からは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』への愛を感じるとして「いい人選だ」と実写映画の出来を安心する反応もある。シリーズ最新作への理解があるのは、安心の材料であるのは確か。実写映画はまだ製作に時間がかかるといい、どのような方向性になるかはまだ不明だが、もしかするとこの動画のように華麗なアクションシーンが見られるかもしれない。