オープンワールド・サバイバルARPG『Enshrouded』来年1月24日に早期アクセス配信開始へ。最大16人協力プレイ対応、高自由度の拠点建築が光る注目作

Keen Gamesは11月8日、サバイバル・アクションRPG『Enshrouded』の早期アクセス配信を2024年1月24日に開始すると発表した。ソロプレイおよび最大16人でのオンライン協力プレイに対応するサバイバル・アクションRPGだ。

デベロッパーのKeen Gamesは11月8日、サバイバル・アクションRPG『Enshrouded』の早期アクセス配信を2024年1月24日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Enshrouded』は、ソロプレイおよび最大16人でのオンライン協力プレイに対応するサバイバル・アクションRPGだ。本作の舞台となるのは、魔法の力に目がくらんだ先人たちによって伝染病に侵され、ついには破滅してしまった王国エンバーベール。プレイヤーは、消滅の危機にある種族の生き残りであるフレームボーンとなり、オープンワールド世界を探索して資源を集め、サバイバルや戦闘、建築をおこなう。

本作の大きな特徴のひとつは、独自のボクセルベースエンジンによる自由度の高い建築システムだ。膨大な種類の材料や家具が用意され、小さな小屋から巨大な城まで、好きなかたちに作り上げることが可能。採掘によって地形を変化させることもできる。そうして建築した拠点にはNPCが住み着くようになり、進化した作業場や高いレベルの武器・防具をクラフトできる能力が入手可能になるなど、さまざまなかたちでプレイヤーの助けになってくれる。


本作の世界は、森や洞窟、砂漠などさまざまな環境で構成され、資源収集のほか、クエストを請け負って探索することにもなる。各地には敵となるモンスターが存在し、プレイヤーは剣や弓、盾などの装備をクラフトして立ち向かう。スキルツリーシステムも用意される。また、シュラウドと呼ばれる土地を飲み込み汚染する霧に包まれたエリアも存在し、そこではシュラウドの影響によって変異した敵が待ち受け、さらに活動できる時間に制限がある。

早期アクセス配信開始時点では、基本的なゲーム要素は完成している状態にあり、ボリューム的にも充実しているとのこと。そしてさらに開発が進められるなかで、新たな機能や要素、生物群系、敵の追加、および新タイプの探索エリアを含むマップの大規模な拡大を実施。生物群系の追加により、クラフトの材料やレシピ、装備や武器のティアなども増加するそうだ。拠点建築に使える家具や建物の材料についても増えていく予定である。

本作は今年5月に発表され、10月にはイベント「Steam Nextフェス」にあわせて体験版が配信。当時の同時接続プレイヤー数は、ピーク時には約5300人に達し、同イベント向けに配信された体験版のなかで特に大きな人気を集めていた。また、ウィッシュリスト登録者数やトレンド、デイリーアクティブプレイヤー数のランキングでも同イベント内で1位を獲得し、リリースに向けて大きな期待が寄せられている(関連記事)。

『Enshrouded』は、PC(Steam)向けに2024年1月24日に早期アクセス配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6892