本格ヨットレースシム『Hydrofoil Generation』Steamにて好評正式リリース。帆を掲げ水上を飛ぶように走る“海のF1”

 
{"Source" : "GeForce SHARE", "B64" : "eyJEUlNBcHBOYW1lIiA6ICIiLCAiRFJTUHJvZmlsZU5hbWUiIDogIiIsICJTaG9ydE5hbWUiIDogIiIsICJDbXNJZCIgOiAwfQ=="}

パブリッシャーのHOOKは11月8日、Jaxx Vane Studioが手がけるセーリングシミュレーター『Hydrofoil Generation』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。


『Hydrofoil Generation』はセーリングおよびボート競技のシミュレーションゲームだ。プレイヤーは風や波の流れを読み、ヨットレースで競漕。最大50ノット(時速約92キロメートル)以上の速さで走る競技用のセーリングボートを操ることとなる。本作は最大10人で競うマルチプレイが可能。フレンドなどと腕を競いあうのもいいだろう。

本作は物理演算によりボートの挙動が緻密に再現されていることがアピールされている。ヨットレースで1位を目指す際には常に速度を維持し続けることが重要。しかしリアルに再現された洋上のボート挙動では、ひとたび操作を間違えてしまえば転覆してしまうこともある。レースの際にはボートの状態に気を配りつつ、的確な操作をおこなう必要がある。

ほか、レースの場となる水上競技場の舞台も再現されているという。デン・ハーグや香港、バミューダ諸島といったさまざまなロケーションでヨットレースを楽しむことができる。さらにJaxx Vane Studioは今年10月に、実在のヨットレースのシリーズである「SailGP」とライセンス契約を締結した。ゲーム中では同シリーズのロゴや公式ボート「F50」を使用できるようになっているため、よりリアルに忠実なヨットレースを楽しめるだろう。

 


『Hydrofoil Generation』を手がけるJaxx Vane Studioはオランダのデン・ハーグ在住のStefano Casillo氏が率いるデベロッパーだ。Casillo氏はレースシム『Assetto Corsa』の開発元、Kunos Simulazioniの創設者の一人。本作はそんなCasillo氏が同スタジオを離れて設立したJaxx Vane Studioの初タイトルとなる。

本作は今年2月より早期アクセスタイトルとして配信されていた。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは62件中98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。ユーザーからはリアルなグラフィックとサウンドが評価を受けている。セーリングシミュレーターという作品が数少ないジャンルにおけるクオリティの高い新作であり、本格的にセーリングを楽しめる点が喜ばれている様子だ。

『Hydrofoil Generation』はPC(Steam)向けに配信中だ。リリース記念として11月10日の午前3時まで、定価2300円の20%オフとなる1840円で購入可能だ(いずれも税込)。