ソウルライクARPG『ロード オブ ザ フォールン』毎週アプデで新クエストや武装などいろいろ実装へ。てんこ盛りの年内ロードマップ公開

 

デベロッパーのHEXWORKSは11月8日、『Lords of the Fallen ロード オブ ザ フォールン』の年内ロードマップを発表した。新たなアーマーセット、クエスト、武器などの追加や、さまざまなバランス調整などが予定されている。本作の対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。


『ロード オブ ザ フォールン』は、ダークファンタジーの世界観をもつアクションRPGだ。舞台となるのは、邪悪な神「アディール」が復活しようとしている世界。プレイヤーは名高き闇の十字軍として、生者と死者の2つの世界を旅することになる。

本作は2014年リリースの同名作品の精神的後継作とされている。『ダークソウル』などの影響を受けたいわゆるソウルライクゲームであり、前作の約5倍になったという広大なマップのほか、新規要素も登場。またゲームエンジンにはUnreal Engine 5が採用され、高精細に描かれる陰惨な世界観も見どころとなっている。

このたび本作の年内ロードマップが発表。2023年中に予定されている無料の新展開やバランス調整が紹介されている。まず直近ではインベントリの拡張や新たな呪文の追加がおこなわれる見込み。またその後の大きな新展開としては「Radiant」「Umbral」「Rhogar」のアーマーセットとクエストラインが実装予定。ハロウィンイベントとして用意された「Season of the Bleak」のようなかたちで予定されているそうだ。またそのほかにも新たなクエストラインのほか、武器や呪文などの実装が計画されているという。


バランス調整面では、以前告知されていたとおり「New Game+(NG+)」の調整に取り組まれている。本作では周回数に応じてワールドの難易度を上げることが可能で、敵が強化されるほか、チェックポイント兼ファストトラベル地点として機能する「痕跡」が少なくなっていく。今後実装予定の「NG+ modifier system」なる仕組みでは、プレイヤー側でどの痕跡を残すかを選択可能になる見込み。また同システムではキャラが死ぬと進行が失われるパーマデスや、アイテム・敵の配置のランダム化の切り替えなども可能になるそうだ。

そのほかPvE優先のバランス調整やCo-op/PvPの改善なども予定されている。またボスの難易度アップも計画されているとのこと。安定性やパフォーマンスの改善も引き続き進められていくそうだ。こうした調整は「Weekly Enhancements」とされており、毎週のアップデートが実施されていくのだろう。当面はペースを保った定期的なアップデートが継続されていくとのことだ。

本作は発売後10日となる10月23日に、全世界の売上が100万本を突破したことが報告された。高い人気を誇る一方、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で約1万5000件中好評率59%の「賛否両論」ステータス。パフォーマンス面や難易度バランスが課題として指摘されている。

一方で開発元はそうしたフィードバックを反映しているそうで、課題点に向けた調整を年内にいくつも実施していくようだ。残すところ2か月弱の今年中にさまざまな調整・新要素実装が予定されており、今後のアップデートにも注目したい。

『Lords of the Fallen(ロード オブ ザ フォールン)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。