タクシー運転&経営シム『Taxi Life: A City Driving Simulator』正式発表。眠らない街バルセロナで乗客を運びつつ会社経営

Naconは11月8日、『Taxi Life: A City Driving Simulator』を正式発表。2024年2月に発売すると告知した。スペインのバルセロナを舞台に、タクシー運転手兼経営者となるシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのNaconは11月8日、デベロッパーのSimteractが手がける『Taxi Life: A City Driving Simulator』(以下、Taxi Life)を正式発表。2024年2月に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。


『Taxi Life』はシミュレーションゲームだ。舞台はスペインのバルセロナ。プレイヤーはタクシードライバーとしてバルセロナの街を運転しつつ、タクシー会社の経営をおこなっていくこととなる。

本作ではバルセロナの街は日々動いていく。事故や工事、パレードなどで道路の状況は変化する。また天候の変化もあり、たとえば雨であればブレーキの利きも悪くなる。そういったさまざまな状況に対応する必要がある。また乗客によっては、ドライバーに「窓を開けてほしい」「ラジオのチャンネルを変えてほしい」というようなお願いもされるという。可能な限りリクエストに応えていけば、チップと評価を得ることができるだろう。

またプレイヤーの運転する車両はカスタマイズすることができる。外装の面では、色やホイール、行灯などを変更可能。内装では、ギアの見た目変更やダッシュボードのデコレーションなどが可能だ。さらに燃料自動車だけでなく、電気自動車も選ぶことができるという。トランスミッションもマニュアル、オートマチックといった選択をすることができるため、思い通りの一台を作り上げることができるだろう。


そしてタクシーを降りれば、プレイヤーはタクシー会社を経営する社長となる。売上の利益を使って新しい車両を購入したり、新規に社員を雇ったりすることができる。

採用に際して、プロフィールから各個人の特性を判断し、運転車両や運転地域、勤務時間などを割り当てることができる。ただタクシーを運転するだけではなく、要所で正しい経営判断をこなしていくことが大事になりそうだ。


『Taxi Life』を手がけるのはポーランド・クラクフに拠点を置くデベロッパー、Simteractだ。同スタジオは、実際の自動運転車のアルゴリズム教育にも用いられたTraffic AIを採用。そのため、本作では自分以外の車の挙動が非常にリアルになっているという。

ほかにもSimteractは本作以外に鉄道運転シム兼経営シム『Train Life: A Railway Simulator』(以下、Train Life)をリリースしている。『Train Life』は課題点も指摘されているものの、マップの広さやグラフィックの美麗さが一定の評価を獲得。本作でもそのノウハウが活かされているかたちだろう。

Taxi Life: A City Driving Simulator』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年2月リリース予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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