セガおよび龍が如くスタジオは11月6日、『龍が如く8』の舞台となるハワイなどについて、新たな情報を明かした。本作では、広大なホノルルシティを移動するための手段が追加されたという。
『龍が如く8』は、『龍が如く』シリーズの最新作だ。本作で舞台のひとつとなるのは、シリーズ初の海外であるハワイ。前作で主人公を務めた春日一番と、桐生一馬のダブル主人公となっている。母を探してハワイを訪れ、すべてを失って文字通り裸一貫から異国の地で成り上がる春日と、「人生最期」の戦いに挑む桐生が織りなす物語が描かれる。 今回は、本作の登場人物詳細や、前作から引き続き登場する組織「横浜星龍会」、そして新舞台「ハワイ」について踏み込んだ情報が明かされた。
まず、本作主人公のひとり春日一番については、ハローワークで契約社員として、元極道者たちの社会復帰を支えることに熱意を燃やしていた。しかし、母親である「茜」がハワイで存命であるとの情報を受けて渡米、ハワイに渡ることになる。そしてもうひとりの主人公である桐生一馬は、大道寺一派のエージェントとしての任務中に、ハワイで春日一番とふたたび出会うことになる。また、ホームレスだった難波は医療器具メーカーで勤務、足立は防犯関係会社を立ち上げるなど、再び出会う仲間たちの状況が伝えられている。こうした内容は、先日公開された本作キャストページでも新ビジュアルとともに確認可能だ。
そして前作で春日たちと縁深かった「横浜星龍会」は、今は若頭の海老名正孝なる男に仕切られているという。この海老名から、春日はある男を紹介されることになるようだ。前作プレイヤーとしては、変化した星龍会の様相は寂しさも感じるだろう。本作ではどのように春日たちと関わってくるのだろうか。
そして本作の舞台となるハワイの州都・ホノルルシティや、そこでのゲームプレイについても情報が明かされた。観光地であり地上の楽園として、ホノルルシティには「アナコンダショッピングセンター」といったスポットが存在。しかし、ナイトスポットは一転し怪しい雰囲気となり、裏社会が牛耳る暗部のエリアも存在するという。
そして本作では、いつでもどこでもタクシーが呼び出せるように。割増料金にはなるものの、アプリのマップ上からタクシーを呼び出して、目的地まで直接移動できる。また、広大なハワイを移動するため、「OKAサーファー」なる電動の乗り物も登場。素早く快適に移動でき、目的地まで自動で進んでくれる機能なども搭載されているという。見た目までカスタマイズできるが、バッテリーがなくなれば動かなくなってしまうようだ。
また、トロリーバスで仲間とともにゆったりと移動することもできるという。本作のメイン舞台となるハワイ・ホノルルシティのマップは、過去最大の規模であるとも語られている。そうした規模感の拡大を受けて、各種移動手段が拡充されたかたちかもしれない。
『龍が如く8』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2024年1月26日リリース予定だ。