Blizzard Entertainmentは11月4日、『ディアブロ4』初のエクスパンション(拡張版)「Vessel of Hatred」を発表した。来年後半にリリース予定だ。また、今後のアップデート方針についても明かされている。BlizzCon 2023にて発表された。
「Vessel of Hatred」は、『ディアブロ4』の物語の続きを描く拡張版となる。同拡張版では、三大悪の一角であるメフィストの運命が明らかとなるという。「ナハントゥ」と呼ばれる新たな地域を舞台に、あらたなゲームの楽しみ方なども盛り込んで展開されるとのこと。さらには、今までの『ディアブロ』シリーズにも登場しなかった完全新規クラスが実装予定となる。リリース時期は来年後半で、来年夏には新たな情報が公開される予定だ。
「Vessel of Hatred」の概要とあわせて、本作の今後のアップデート方針についても告知されている。まず来週には、現在シーズン2が実施中の本作に5種類のクラス固有ユニークリングが追加。前シーズン「厄災のマリグナント」に登場したパワーが利用できるようになるという。
太平洋時間12月5日には、秘術師におけるエンチャントのプレビュー機能が追加。アイテムに付与される可能性がある特性を、ゴールド消費前に確認することが可能となる。同日には6週間にわたるエンドゲームイベント「ジアの屠殺場」が実装される。同イベントは「レベル100に到達し、ウーバー・デュリエルを倒し、シーズン2のほかの全チャレンジを達成したプレイヤー向け」とのこと。クリア報酬としては新たなパラゴングリフが手に入るそうだ。そして太平洋時間12月12日からは、3週間のホリデーイベント「冬病み」が開催。プレイヤーは「赤いマントをまとった正体不明の恐ろしい存在」と遭遇することになるそうだ。
さらに後の展開として、本作シーズン3では、「試練場」と呼ばれるウィークリーチャレンジダンジョンが実装予定。プレイヤーたちがお互いにクラス別のランキングで成績を競い合うようなシステムとなる。
『ディアブロ4』はPC(Steam/Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。 拡張版「Vessel of Hatred」は、来年後半リリース予定だ。