ゲームを遊んで性格分析『Refind Self: 性格診断ゲーム』11月14日発売へ。自らと向き合う人型ロボの冒険、『7 Days to End with You』開発者新作

PLAYISMは11月1日、『Refind Self: 性格診断ゲーム』を11月14日に発売すると発表した。本作は性格診断アドベンチャーゲームである。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは11月1日、『Refind Self: 性格診断ゲーム』を11月14日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。11月14日17時より配信が開始されるそうだ。


『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、探索型アドベンチャーのゲームプレイによってプレイヤーの性格が診断される、性格診断アドベンチャーゲームである。本作の舞台は、さまざまな目的から作られた、いろいろな形をしたロボットたちが存在する世界。主人公は、人間のような見た目をしたロボットだ。感情から行動を決めるAIを搭載したロボットして、博士に造られたという。本作ではそんなロボットが、博士のお墓の前にいるところから物語がスタート。博士との想い出をたどり、ロボットたちと交流する中で、博士が望んだ未来や主人公に託されたものを解き明かすことになるようだ。

 


ロボットながら感情によって行動を決める主人公は、気ままに世界を探索していく。Steamのストアページによると、本作で主人公は移動や会話、調査やミニゲームなどが可能だという。スクリーンショットでは、カフェでお駄賃をもらう場面や、博士の計画を守るため、カラスと戦っているシーンも存在。プレイヤーの行動次第で、幅広い冒険が繰り広げられるのだろう。


また本作ではそうした探索型アドベンチャーのゲームプレイを通して、プレイヤーの性格が診断される。本作には正しい/間違った進め方はなく、ゲームオーバーも存在しない。行動によって性格が分析されていき、分析が完了すればゲームクリア。プレイヤーの性格を診断することが目的になっているのだ。詳しい性格を知りたい場合や、物語の真実を追いたい場合などは、何度もプレイ可能。性格の診断結果はオンラインデータベースに登録され、結果をシェアして誰かの診断結果と比較することもできる。

また性格診断は、冒険家/研究家/旅人/職人/執事/リーダーなど、20種類以上の性格から最大5つが選ばれる。ゲームプレイ後には、行動の統計データなども確認できるようだ。


本作を手がけているのは、個人開発のゲームクリエイターLizardry氏だ。過去作としては、2022年に言語解読ADV『7 Days to End with You』をリリースしている。同作では、Steamのユーザーレビューにて1021件中92%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。日本ゲーム大賞2022のゲームデザイナーズ大賞にて2位を受賞。クリエイターとプレイヤーの双方から評価されている作品だ。

プレスリリースによると同氏は「個人開発だからこその独創性でアイデアを形にし、他に類を見ないゲーム開発」を目指しているという。本作『Refind Self: 性格診断ゲーム』についても、ゲームプレイに性格が出ることをテーマに、そのゲーム化へ挑戦しているそうだ。


『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、11月14日17時に配信開始予定だ。価格はPC(Steam)版が920円、iOS/Android版が600円となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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