ウサギロボ飛び跳ねアクション『Fall Up ピョンピョン大冒険』発表。スラスターとワープで機械仕掛けの世界をすっ飛び回る

 

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは11月1日、Unicellular Gamesが開発を手がける2Dアクション『Fall Up ピョンピョン大冒険』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。


『Fall Up ピョンピョン大冒険』は、2Dアクションゲームだ。舞台となるのは機械仕掛けの終末世界。主人公は電気ウサギロボットのラビィだ。ラビィは駆動部に脚が搭載されるはずだったところ、手違いによってスラスターモジュールになってしまったという。

このことによりロボット中で最短、かつ最強の脚を手に入れたラビィは、砲弾のようにすっ飛んだり、壁を飛び越えたりできるにようになった。プレイヤーはラビィを操り、ジャンプや突進、壁張りつきといった能力を駆使しながらステージを進むこととなる。

ラビィは「ワープボール」を手に入れることで、ワープ能力を駆使することもできる。ワープボールを投げたところに移動することができるため、通常では届かないような位置に移動したり、火や毒の壁をスルーしたりできる。加えてストアページの動画中では、ワープボールを転がして敵を倒す様子も確認できる。ワープボールは非常に使い勝手のいい移動スキル兼攻撃アイテムともなりそうだ。


また本作ではさまざまなロボットや無機物、有機物が敵として登場する。ラビィはそれらの頭を踏みつけてジャンプすることができる。たとえば足場がなく、敵が一様に並んでいる場所では、敵を踏みつけながら進んでいくことになるだろう。ほかにもラビィのジャンプだけでは高さが足りないところでは、敵の身を呈した“協力”を得ることで、上へと辿りつけるだろう。

そしてプレイではステージに散らばっている「バッテリー」を回収することも重要。ステージをクリアすると、回収したバッテリー数に応じてジェムが獲得できる。ジェムは新しいエリアをアンロックするために必要なため、ときにはバッテリーを探しながら、あるいは入手手段を考えながらプレイする必要がありそうだ。さらにステージ内のすべてのバッテリーを発見すると、タイムトライアルが開放される。タイムトライアルをクリアすると、そのステージ最後のジェムを獲得することができる。プレイスキルに自信がある場合には、挑戦してみるのもいいだろう。

 


本作の世界では、ロボットの組み立てラインが意味もなく動き続けているという。さらに、ステージなどにいるロボットは誰が作ったのか、どこから来たのかもわからない。ラビィの由来も含め、それらはプレイを進めることによって明かされていくことになりそうだ。

本作を手がけるのはフィリピンに拠点を置くUnicellular Games。個人開発者のPatrick Reyes氏によるスタジオだ。同氏が手がける不思議でかわいらしいアートワークや世界観にも注目したい。

『Fall Up ピョンピョン大冒険』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。