サバイバルシューター『BTD:BTD』11月17日配信へ。懐かし軽量FPS『X operations』開発者による、リアル志向な文明崩壊生き残りゲーム

個人ゲームクリエイターのrucsgames氏は10月30日、一人称/三人称視点シューター『BTD:BTD』を11月17日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

個人ゲームクリエイターのrucsgames氏は10月30日、一人称/三人称視点シューター『BTD:BTD』を11月17日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。通常価格は1300円で、発売から1週間は10%オフのセールが予定されている。

『BTD:BTD』は文明崩壊後の世界で生き残ることを目的とした、一人プレイ用のサバイバルシューターだ。プレイヤーは怪物がはびこり、力のみが法となった秩序のない世界で生存する必要がある。そのため敵味方が入り混じるような激しい戦闘や、ときには不意を突くようなステルスプレイをおこないつつ、目の前に立ちはだかる敵や怪物を倒すこととなる。

本作はエピソードに沿って目的を達成するモードと、シチュエーションを自分で生成し、繰り返しプレイ可能なスカーミッシュモードがある。エピソードは短編ながら20以上収録されており、どれからでも始めることが可能だという。

それぞれのエピソードでは逃走や敵の殲滅、怪物の撃破などといった、異なる目標が設定されている。NPCに指示を出すことも可能なため、目標に応じた戦略を立てることが大事になるだろう。そしてスカーミッシュモードでは、マップや各勢力の強さ、装備などといった項目を自由に設定することができるようだ。


また本作では、使用する弾丸の種類や装備、当たった場所によって貫通や跳弾が発生するという。キャラクターに命中した際も、部位や当たり方によってダメージが計算されたり、被弾にともなう影響が現れたりする。そのため、一発の被弾でも致命的となることもあるだろう。シューターとしてかなりリアリスティックな調整がなされているようで、被弾に常に気を配ったプレイが必要となることだろう。

ほかにもNPCのAIは、“不正”にプレイヤーにまつわる情報を入手せず、自身で見聞きした情報にしたがって自律的に行動するよう設計されているという。そのためシングルプレイでありながら、人間相手に戦っているような、リアルな戦闘が期待できそうだ。


本作を手がけるrucsgames氏は、2003年に無料公開されたFPSゲーム『X operations』の開発に携わっていた。その後商業ゲーム等の開発をおこない、現在の名義となりインディーゲームの開発をおこなっているとのことだ。本作では、過去のFPSゲーム開発などのノウハウが活きるかたちだろう。

『BTD:BTD』はPC(Steam)向けに11月17日リリース予定。通常価格は税込1300円で、リリース後1週間は10%オフのセールが実施される。またitch.ioでは、正式版といくつか仕様が異なるプロトタイプ版が体験可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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