『メタルギアソリッド3』リメイク版、本格ゲームプレイ映像お披露目。UE5で再構築された大自然、しゃがみ歩き・CQCなどステルス戦闘も公開

コナミデジタルエンタテインメントは10月26日、『METAL GEAR SOLID Δ: Snake Eater』のゲームプレイ映像をお披露目した。Unreal Engine 5で開発されていることも明かされており、高精細に描かれたゲーム内ステージが確認できる。

コナミデジタルエンタテインメントは10月26日、『METAL GEAR SOLID Δ: Snake Eater』のゲームプレイ映像をお披露目した。本作がUnreal Engine 5(以下、UE5)で開発されていることも明かされており、高精細に描かれたゲーム内ステージが確認できる。


『METAL GEAR SOLID Δ: Snake Eater』は、2004年発売の『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(以下、メタルギアソリッド3)のリメイク作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。オリジナル版のストーリーやゲームデザインを忠実に再現しつつ、現代の最新グラフィックに進化させた作品を目指しているという。

オリジナル版となる『メタルギアソリッド3』は、小島秀夫氏が手がけた『メタルギア』シリーズの作品だ。本作では東西冷戦の時代を舞台に、新型兵器の破壊と重要人物の抹殺司令を受けた「ネイキッド・スネーク」の戦いが描かれる。自然多きロケーションでのステルスアクションや、動物や植物を手に入れて食すシステムなどが特徴。また重厚なストーリーも評価を受けている。

今回、リメイク版がUE5で開発されていることが明かされた。あわせて公開された映像は、開発中のゲームステージをリアルタイムで撮影したものだという。映像ではスネークが草むらや沼地などを進む様子を確認可能。ワニやヘビといった野生動物を含め、大自然が精細な3Dモデルで構築されている。また光や水が美麗に表現されている様子も見られ、動的なグローバルイルミネーションおよび反射システム「Lumen」や流体シミュレーション機能なども活用されているのだろう。

また映像内ではステルスアクションや敵兵への攻撃シーンなども確認可能。オリジナル版になかったしゃがみ歩きのほか、草むらから銃の照準器を覗き込んで敵を狙ったり、背後から「CQC」で相手を拘束したりといった場面も見られる。そのほか洞窟や山岳地帯といったステージも披露されており、さまざまなロケーションがUE5で精巧に再構築されている点もリメイク版の見どころとなりそうだ。

『METAL GEAR SOLID Δ: Snake Eater』はPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。発売時期を含め、今後の続報にも注目したい。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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