サッカーチーム運営シム『Football Manager 2024』には、旭川実業高校や青森山田高校などの選手まで収録されている。実名高校選手を青田買い可能

セガは10月20日、『Football Manager 2024』PC版の先行アクセスを開始した。本作には、実在する日本人の高校生選手まで登場することが注目されている。

セガは10月20日、『Football Manager 2024』PC版の先行アクセスを開始した。SteamかEpic Gamesストアで本作を予約購入したプレイヤーは、11月7日の発売日に先駆けてゲームをプレイできるようになっている。早速プレイヤーたちが先行アクセスでゲームを楽しむ中、作中に実在する日本人の高校生選手まで登場することが注目されている。

『Football Manager 2024』は、サッカーマネージメント・シミュレーションゲームシリーズの最新作である。発売日は11月6日。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)およびNintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S・Netflixのほか、Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。なお、SteamおよびEpic Gamesストアで11月6日より前に事前購入すると、先述したとおり早期アクセスで先行プレイができるようになっている。

本作は、サッカーチームの運営をおこなうシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、大小さまざまなチームの監督としてチーム運営を指揮し、選手のスカウトやチーム編成、試合の戦術などを決め、チームの繁栄を導いていく。本作には、世界中のサッカーチームと選手が多数実名で登場するほか、『Football Manager 2024』においてはJリーグとパートナーシップを締結。J1リーグからJ3リーグの実在チームが日本国内のサッカーチームとして参戦し、各チームの所属選手らもゲーム内に登場しているのは既報のとおりだ(関連記事)。


Jリーグチームが実名で登場することは、国内のサッカーファンにとって喜ばしいことだろう。しかしながら、本作が国内のサッカーファンを喜ばせる要素はそれだけではなかったようだ。何と本作には国内のプロサッカーチームだけではなく、高校のサッカー部に所属する高校サッカー選手までも実名で登場しているのだ。

本作にどんな高校が登場しているのか、実際にゲーム内で確認したところ、旭川実業高校や青森山田高校、米子北高校など、高円宮杯のU-18プレミアリーグに参戦するサッカーの強豪高校が確認できた。さらに掘り下げてみると、高円宮杯の2部リーグとなるU-18プリンスリーグに参戦する各地の高校の名前もある。ゲーム内の検索機能にて「High School」という単語で検索した限りで、約200校の国内の高校が登場しているようだ。


さらに、U-18プレミアリーグに参戦する高校に所属する選手がどうなっているのかゲーム内で調べてみたところ、選手が実名で登場している。青森山田高校を例に見てみると、山本虎(Tora Yamamoto)選手の名前が確認できる。山本選手は現在、青森山田高校サッカー部のDFで、現在のキャプテンを務める選手である。山本選手以外にも、芝田玲選手、小泉佳絃選手、小沼蒼珠選手など、U-18プレミアリーグの試合に出場した選手が、ゲーム内に実際に登場している(ゲキサカ)。

 


さすがに各校に所属する全選手が登場とまではいかないものの、弊誌で確認したところ、高円宮杯U-18プレミアリーグ出場校に関しては、多くの実在選手が実名で登場している。『Football Manager 2024』はこれまでのシリーズと比べ、世界のプロサッカーリーグファンのみではなく、日本の高校サッカーファンが青田買いをするような楽しみ方もできるゲームになっていることだろう。

Football Manager 2024』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S・Netflix向けに11月7日発売予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。なお、Steam/Epic Gamesストアで事前購入した人向けに、現在早期アクセスを実施中だ。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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