“叫ぶとやり直し” マイク必須ホラーゲーム『DON’T SCREAM』10月27日早期アクセス配信開始へ

デベロッパーのJoure&Joeは、『DON’T SCREAM』を10月27日に早期アクセス配信開始すると発表した。本作はマイクが必須とされる、一人称視点のホラーゲームだ。

デベロッパーのJoure&Joeは、『DON’T SCREAM』を10月27日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『DON’T SCREAM』は、一人称視点のホラーゲームだ。本作の舞台は不気味なPineviewの森。プレイヤーは薄暗い森のなかを18分間歩きまわることを目的とする。本作はプレイにマイクが必須とされており、プレイヤーの悲鳴や声、荒い吐息などを感知すると強制的にリスタートとなる。そのためプレイヤーは息を殺しながらホラー演出に耐え忍ぶ必要があるわけだ。なおマイクの感度設定は変更可能とのことで、感度の高さは難易度にも繋がるようだ。ちょっとした声でさえ拾い上げる状態では挑戦がさらに困難さを増すことだろう。

なおゲーム中の時間は、プレイヤーの移動中のみ経過する仕様だという。そのため18分間同じ場所でじっとすることはできず、予測不可能とされる恐怖が待ち受ける森を否が応でも探索することになる様子だ。ちなみに公式説明によると本作にストーリー要素などはないようで、ゲームに慣れていない人でもプレイできるシンプルな作品だとアピールされている。


本作を手がけるのはインディー開発者のJoure氏とJoe氏。両氏は現在、Digital Cybercherriesとの共同開発でホラーゲーム『Paranormal Tales』を手がけている人物だ(関連記事)。『DON’T SCREAM』と『Paranormal Tales』はいずれもUnreal Engine 5で開発されており、ボディーカメラ風の視点が採用されている点も共通している。『DON’T SCREAM』にも、『Paranormal Tales』開発におけるアイデアやノウハウが活かされているのかもしれない。

今回、そんな『DON’T SCREAM』の早期アクセス配信が10月27日に開始されることが発表された。早期アクセス配信開始時点でマイクを用いる機能や動的な恐怖要素といった重要なゲームプレイメカニクスはほとんど実装済みだそうだ。ただし早期アクセス配信期間を経てバグ修正を含め、さらにゲームを進化・洗練させていくとのこと。公式DiscordサーバーやSteamの本作フォーラム上でのユーザーからのフィードバックを反映して開発は進められていくそうだ。


なお早期アクセス配信開始時点での販売価格は約9ドルになるそうで、国内向け価格は1000円程度になるだろう。正式リリースに向けたコンテンツの追加などにより、最終的な価格は変動する可能性もあるとのこと。興味のある人は早めに購入しておくといいかもしれない。

『DON’T SCREAM』は、PC(Steam)向けに10月27日に早期アクセス配信開始予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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