ローグライトハクスラ『MISTROGUE ミストと生けるダンジョン』10月27日正式リリースへ。スキルビルドで立ち向かうランダムダンジョン

 

株式会社Polyscapeは10月24日、『MISTROGUE ミストと生けるダンジョン』を10月27日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込1500円。正式リリース時には、価格が35%オフの税込975円となる1週間の記念セールも実施予定となっている。


『MISTROGUE ミストと生けるダンジョン』は、装備とスキルビルドを強化してランダムなダンジョンの踏破を目指す、3Dローグライトアクションゲームである。本作の舞台は、絶えず形を変え続ける生けるダンジョン。主人公のミストは、幼い頃に失踪した父を探す青年だ。本作でミストは、トレジャーハンターが集う街「ルートガル」を拠点に、生けるダンジョンを探索。冒険の途中でダンジョンの秘密を知り、謎を解き明かそうと決心する。『不思議のダンジョン』シリーズをオマージュした、生けるダンジョンでの探索と戦いが展開されていく。


ミストは、手に入れた装備やスキルを駆使してダンジョンを攻略していく。ミストの探索する生けるダンジョンでは、挑戦する度にダンジョン内の構造が変化し、レベルもリセットされてしまう。一方、ダンジョン内へはアイテムの持ち込みが可能。本作でプレイヤーは、装備の強化によって攻略を進めていくわけだ。装備には、それぞれ特殊な効果をもったスキルが存在。さらに空きスキルスロットへ技巧書を使ってスキルを付与することで、装備をカスタマイズできる。

また攻略にあたっては、スキル同士の組み合わせによるシナジーが重要な要素となっている。たとえばアクティブスキル「ヘイスト」は、使用すると一定時間移動速度が上昇する効果をもつ。単体では短時間速くなるだけだが、パッシブスキル「シーフズソウル」と組み合わせると、移動速度の上昇に応じて攻撃力が上昇し、スピードと火力の両立ができる。本作ではスキル同士の相乗効果を考慮し、武器/盾/腕輪4箇所の装備をカスタマイズ。スキルビルドが、ダンジョン攻略の成否を分けるのだ。


本作を手がけている株式会社Polyscapeは、2022年2月に設立された国内のスタートアップ企業だ。本作『MISTROGUE ミストと生けるダンジョン』は、同社の初作品。2023年3月に実施されたクラウドファンディングのキャンペーンページによると『風来のシレン2』をベースに、「ビルドの探求」を軸とした『Diablo』ライクなハクスラ要素などをミックスした作品として、開発が進められてきたようだ。Steamでは2023年4月に早期アクセス配信がスタート。記事執筆時点ではユーザーレビュー72件中72%の好評を得てステータス「やや好評」を獲得している。また本作は、早期アクセス開始時からアップデートにより、エンドコンテンツや装備/スキルの追加なども実施されてきた。

そんな本作が10月27日に正式リリースを迎えるのだ。正式版のリリースにあわせて、アップデートも実施される。新機能「スキルブック」ではスキルビルドが半自動的に進められるほか、新エンドコンテンツ「百戦錬磨の道」では鍛え上げたビルドが試されるという強敵とのバトルが待ち受けている。新たなスキルや装備品も登場。スキルビルド要素にフォーカスしたアップデートと共に、正式リリースとなるようだ。

『MISTROGUE ミストと生けるダンジョン』はPC(Steam)向けに、10月27日正式リリース予定だ。通常価格は1500円。正式リリース時にはセールが予定されてり、11月2日までの1週間は35%オフの975円で購入できる。




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