『VALORANT』新エージェント「アイソ」はUltで1対1を強制する領域を展開。防弾壁、倒した敵からシールド生成などアビリティお披露目

 

Riot Gamesは10月21日、『VALORANT』「Episode 7:Act III」にて登場する新たなエージェント「アイソ」を発表した。ゲーム上の役割としてはデュエリストで、各アビリティについての情報も公開されている。

「アイソ」は中国出身の新たなエージェントで、ゲーム内での役割はデュエリストとなっている。トレイラーなどではその能力から「防弾の魔術師」と呼ばれ、紫を基調としたデザインから「死のライラック」とも呼称されている。

またアイソの能力についても公開されている。デフォルトでCキーのアビリティ「Contingency」はプレイヤーの前方に防弾効果のある破壊不可能な壁を展開させる。前方と左右を守る形をもつ壁は既存のエージェントであるハーバーのカスケードのように直進していく。弾を貫通することがないため、サイト侵入の際に重宝することだろう。

デフォルトでQキーのアビリティ「Undercut」は投てき武装で、プレイヤーの前方に向けて比較的緩やかな速度で放たれる弾は壁や障害物を貫通。触れたすべての敵に対して短時間の弱体化効果を付与する。


デフォルトでEキーのアビリティ「Double Tap」では、フォーカス・タイマーを作動させる。フォーカス・タイマーが完了すると、倒した敵からエネルギーオーブが展開される「flow」状態になることができる。エネルギーオーブを破壊することで、プレイヤーはいかなるダメージも一度だけ無効化するシールドを得られる。一度だけ無効化する能力であるため、着弾すれば即死となるレイズのショーストッパーなどを完全に無効化できる反面、持続効果のあるダメージなどに対しては一段階目のダメージしか無効化できないかもしれない。

そしてアルティメットである「Kill Contract」は、自身の周囲の一定範囲にアリーナを展開する。アリーナの効果範囲に触れた最初の敵と自身を別次元へと転送し、どちらか片方が倒されるまで終わらない1対1の戦闘を強制させる。発動後の領域内にはContingencyの同じ形の壁が一時的に展開。敵側が1枚、プレイヤー側は2枚となるため、プレイヤー側に有利な戦闘を強制させることができるだろう。ほかのプレイヤーからの介入を一切許さないため、手に汗握る白熱したタイマンが見られそうだ。


エージェントとしても特異な能力を引っ提げて登場するアイソは、現地時間10月31日から開催される「Episode 7:Act III」にて参戦予定。1対1を強制させる能力によってプレイヤー同士の腕前を魅せる能力は、競技シーンでの新たな見どころにもなるかもしれない。