『スプラトゥーン3』最新アプデでゲームバランス調整予告。ウルトラショットが弱体化もまだ強そう。マヒマヒリゾート&スパは“設備交換”で地形変更
任天堂は10月17日、『スプラトゥーン3』更新データVer.5.1.0の内容を公開した。明日10月18日10時に配信予定だ。
今回のアップデートでは、ステージ「マヒマヒリゾート&スパ」の地形変更がなされる。この地形の変更については10月13日に『スプラトゥーン』公式Xアカウントより“設計図”つきの告知があった。設計図上では、全体的に自陣手前付近の区画が広げられるように見える。ガチマッチなどで自陣深くまで押し込められる、いわゆる“リスキル”の緩和を狙ったものだと思われる。
またブキについては全体的に強化調整がおこなわれている。ローラー系はヨコ振りによる大ダメージが与えやすくなっている。ほかにも、シューターやマニューバー系のブキは、ダメージ減衰速度が緩やかになっている。もう少しで倒せたのにダメージが足りなかった、と嘆く機会も減るかもしれない。パッチノートでは、「一部のブキの長所を発揮しやすくし、近い役割を持つブキの中での選択肢を増やすことを意図して調整を行いました」と記載されている。
サブウェポンはカーリングボムのインク消費量が70%から65%に軽減された。パッチノートによると「カーリングボムとメインウェポンを組み合わせて戦いやすくする変更を行いました」とのこと。カーリングボムを使った牽制や突入が、より気軽におこなえるようになるだろう。また今回強化されたL3リールガンやスプラローラー、フィンセントはカーリングボムをサブウェポンに持っている。強化されたブキの性能を発揮しやすくなるかもしれない。
スペシャルウェポンはウルトラショットとマルチミサイルが弱体化調整。特にウルトラショットの爆風ダメージが60.0から53.0に下がったことについて、パッチノートでは「偶発的に相手を倒せてしまうようなケースを減らしつつ、しっかり狙って2発連続で撃ち込めば、これまでどおり相手を倒すことができる性能に調整を行いました」と記載されている。
Ver.4.1.0で爆風のダメージが40.0から60.0に上がってから、強力なキルの手段として存在感を発揮し続けていたウルトラショット。今回のダメージ低下によって、しっかりと2発で倒せるラインは保ちつつ、高すぎるダメージの爆風の影響を低減させたかたちだ。ただキルに至るまでの弾数に変更はないため、しっかりと狙われてしまった場合には、これまで通りの脅威となるだろう。
マルチミサイルも同様に弱体化がされており、パッチノートによると「回避行動をとっているにもかかわらずダメージを受けてしまうようなケースを減らすための調整」がおこなわれる。ウルトラショットの弱体化とあわせ、偶然相手を倒してしまったり、回避したにもかかわらず被弾してしまったりというような、意図しないダメージやキルを減少させる方向に調整がおこなわれていることがうかがえる。更新データVer.5.1.0の調整内容については、公式パッチノートを見てほしい。
『スプラトゥーン3』更新データVer. 5.1.0は明日10月18日に配信予定。また10月28日からは特別なフェス「Splatoween」が開催予定だ。