ゆるゆる動物ストラテジー『Growth』10月16日リリースへ。動物を派遣・繁殖させて生息地を増やし、自然の楽園を作り上げる
パブリッシャーのAssemble Entertainmentは10月4日、VoodooDuckが出かけるパズルゲーム『Growth』を10月16日にリリースすると発表した。プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Growth』は動物を使ったパズルゲーム。プレイヤーはランダムに生成されたマップで、動物の生息地の六角形マス(ヘックス)から、開拓するヘックスに送る動物を選ぶ。動物の生息地の横を開拓したり、生息地の拡大といった条件を満たすことで、動物を増やすことができる。動物はヘックスに送り出すと消費してしまい、手持ちの動物がなくなったらゲームオーバーだ。動物を絶やさぬよう、生息地を広げ続けるのが本作の目的となる。シンプルなグラフィックとのんびりとした音楽からただよう、牧歌的な雰囲気が印象的だ。
ゲーム開始時はマップの一部分しか見えず、大部分は未知の領域。動物を送ったヘックスの周りはマップが開示されるため、生息地を求めて探索する必要がある。探索する際の一番の目印は、動物の生息地に近付くにつれて徐々に濃くなるマスの色だ。ほかにも、ゲーム開始時から見えている「重要な土地」を目指すこともできる。隣接するヘックスを開拓することで、特別な動物やボーナスを得られる場所だ。生息地や重要な土地を得るとスコアが増加する。本作はキャンペーンモードをサポート予定であり、マップによってクリア条件などが異なるのかもしれない。スコアが一定数に達すると追加マップが出現するといった進行もあるようだ。
現時点で登場予定の動物は7種類。動物はそれぞれ異なる性質をもっており、能力はないものの数を増やしやすいシカ、移動距離が長いイノシシ、川を越えることのできるハチなどさまざまだ。能力は不明なものの、トレイラーではカモやヤギも確認できる。土地も全部で9種類あり、前述のハチのように、特定の動物でしか越えられないものもある。動物の特長を活かし、土地に合った探索をするのが、動物の数を切らさないポイントだ。
本作を手がけるデベロッパーのVoodooDuckは、ドイツのデュースブルクに拠点を置くゲームスタジオ。Daedelic Entertainmentでゲームデザイナーを務めたJoel Griebel氏と、Alchemist InteractiveのプログラマーだったJannick Balsies氏の二人によって2023年6月に設立され、今も二人で運営されている新興スタジオとのことだ。本作が同スタジオのデビュー作となる。
『Growth』は10月16日にPC(Steam/GOG.com)向けに発売予定。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。発売に先立ちSteamでは現在デモ版が配信されており、追加マップ一つ分まで遊ぶことができる。興味のある方は遊んでみるといいだろう。