ミニゲーム機「DanceDanceRevolution Classic Mini」発表。アーケード筐体が1/5サイズで再現され手でプレイ可、『DDR』専用コントローラーにも対応
株式会社瑞起は10月3日、リズムゲーム「DanceDanceRevolution Classic Mini」を発表した。発売日および価格は未定。今後10月10日にクラウドファンディングの実施が予定されている。
「DanceDanceRevolution Classic Mini」は、コナミのゲームセンター向けリズムゲーム『DanceDanceRevolution』の筐体を1/5サイズで再現し、実際にプレイできるミニゲーム機だ。サイズは横幅32.5 x 奥行35.7 x 高さ39.9cmとなっており、5インチ(1024×768)の液晶モニタが搭載。HDMI端子によりテレビなどに映像・音声を出力して楽しむこともできる。
楽曲は、『DanceDanceRevolution』の初代~3rdのものを中心に名曲を収録予定。アーケードの実機では、筐体手前のステージユニットの矢印ボタンを足で踏んで操作したが、本製品では手で操作するかたちとなる。ステージユニットは、ゲームパッドのように手に持ってプレイでき、2人プレイも可能。また、本製品は『DanceDanceRevolution』専用コントローラーの接続に対応し、アーケードさながらに足でステップを踏んでプレイすることも可能だそうだ。
筐体は、音楽に合わせて光るライト演出など、細かなギミックまで完全再現されているという。また、『DanceDanceRevolution』の初代〜3rdのデザインステッカーも用意。アッパーポップやサイドポップなどを、アーケード実機のようなスタイルに飾ることができる。このほか、ステージユニットはPCに接続でき、コナステで配信中の『DanceDanceRevolution GRAND PRIX』のコントローラーとしても使えるとのこと。
本製品を開発する瑞起は、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ・同スーパーファミコン、PCエンジン mini、アストロシティミニ、メガドライブ ミニ2、X68000 Zなどのミニゲーム機を数多く手がけてきたことで知られる。そして本製品は、コナミアミューズメントと契約して製造が決定。初代『DanceDanceRevolution』の魅⼒を損なうことなく、新たな技術とデザインを取り⼊れながら、ミニ化することに挑戦するとのことだ。
「DanceDanceRevolution Classic Mini」については、クラウドファンディングサイトKibidangoにて、10月10日19時より支援の受付が開始される。発売時期や価格は同キャンペーン開始時に明らかになるだろう。
【UPDATE 2023/10/04 7:34】
コナミは10月3日、KONAMI Arcade Championshipの特別番組を放送。このなかで「DanceDanceRevolution Classic Mini」の製品モックアップを披露した。また本製品の情報として、『Dance Dance Revolution』の初代から3rdMIXまでの楽曲が収録される予定で、それぞれのバージョンを選択して遊べると紹介。懐かしの名曲を当時のゲーム画面で楽しむことができ、具体的な収録楽曲については順次発表予定とされた。また、すべてではないもののアーケード稼働当時を彩っていたライセンス楽曲も、可能な範囲で収録することを検討しているとのことだ。
【UPDATE 2023/10/4 15:21 】
瑞起は10月4日、DanceDanceRevolution Classic Miniのクラウドファンディングに関する情報を公開。このなかで、支援金額すなわち本製品の価格は1口4万3780円(税込)とし、クラウドファンディングが成立した場合、早くて2024年夏頃より商品の発送を順次開始する予定であるとした。また、初期目標金額は700口(約3000万円)に設定されている。クラウドファンディングは、Kibidangoにて10月10日19時より開始予定。
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