ロボづくり工場自動化シム『FOUNDRY』正式発表 。協力プレイ対応、ボクセル世界を冒険・探索してロボの大量生産を目指す


パブリッシャーのParadox Interactiveは10月2日、Channel 3 Entertainmentが手がける工場建設シミュレーションゲーム『FOUNDRY』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『FOUNDRY』は、工場を建設するシミュレーションゲームだ。舞台となるのは地形がブロックで構築されたボクセル世界。プレイヤーはロボットを操作し、世界を開拓することとなる。はじめはドリルなどを使い、手作業で採掘や建設、機械の作成といった作業をおこなう必要がある。そうするうちに生産ラインを拡張することができるようになり、次第に自動化が進められるようになる。なお『FOUNDRY』ではオンライン、オフラインを問わず協力プレイが可能となる見込み。マルチプレイの人数制限は特にないそうだが、開発元によると2人から4人プレイがベストとのことだ。

生産にあたっては、ベルトコンベアやパイプ網などの輸送ラインの効率化が重要になりそうだ。また生産ラインを動かすには電源システムを管理する必要があり、工場の建設計画を十分に練る必要もあるだろう。ほかにも研究を進めることもでき、テクノロジーのアンロックがおこなえる。より高度なテクノロジーを開放することで、生産ラインの最適化や生産量の増大が見込めるだろう。


そうして本作で生産されるのはおびただしい数のロボットである。トレイラーなどを見るに、生産ラインでロボットができていく過程を確認可能。ただし本作で生産されたロボットがどこへ行き、何のために生産されているかという理由は明かされていない。今後、そうした世界観や目的が明らかになるかも気になるところだ。なお本作の要素はすべて自動化(Automate Everything)が可能だそうで、作ったロボに自動化の役割を担わせることもできるのかもしれない。

そんな『FOUNDRY』は、Steam上で日本時間10月10日から10月17日に開催される「Steam Nextフェス」の期間中、無料のデモプレイが可能になるとのことだ。シングルプレイで黙々と生産ラインを作ったり、フレンドと一緒に工場建設をおこなったりしてもよいだろう。


なお本作は、早期アクセスとしての配信が予定されている。具体的な期間は明示されていないが、1年以上の早期アクセス期間を経て正式リリースをおこなうという。早期アクセス配信開始時点で、コアとなるゲームプレイ要素のほとんどが実装されているとのこと。Steamストアページの公式説明やトレイラーで確認できる要素はすべて実装済みだそうだ。ボリュームとしてはプレイヤーの経験や遊ぶペースにもよるものの、15~25時間が想定されているとのことだ。

正式リリースにあたっては、より深い部分の採掘を可能にするだけでなく、工場の動作を制御する論理回路のような要素も実装する予定とのこと。クラフトのレシピや研究のバリエーションの拡張も計画されているようだ。デモプレイ以降の展開も含め、コンテンツの拡充にも期待できそうだ。

『FOUNDRY』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定だ。また、日本時間10月10日から10月17日に開催される「Steam Nextフェス」ではデモプレイが体験可能だ。