拳で戦う武装解除アクション『Bloodless』発表。侍たちの武器を取り上げ、浪人がAkechi将軍の暴政を正す

パブリッシャーの3D Realmsは10月1日、Point N' Sheepが手がける2Dアクションゲーム『Bloodless(ブラッドレス)』を発表した。

パブリッシャーの3D Realmsは10月1日、Point N’ Sheepが手がける2Dアクションゲーム『Bloodless(ブラッドレス)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Bloodless』はドット絵で繰り広げられる、2Dアクションゲームだ。舞台となるのは「Bakugawa」によって治められている武家社会。主人公である浪人のTomoeは、かつての主君、Akechi将軍の力による支配を終わらせるため、彼の差し向ける軍勢と戦うこととなる。

プレイヤーはTomoeを操作し、敵を倒す必要がある。しかし、Tomoeは武器を持たないため、戦う手段は素手だ。素早いダッシュとカウンターが持ち味となっている。敵の斬撃や打撃をかわせば、カウンターを叩きこんで相手の武器を取り上げることができる。スピーディーに展開される戦いの中で、相手の攻撃を見切り、的確にカウンターを決める必要がありそうだ。

また土地に散らばった薬草を飲めば自身の能力を強化することもできる。強化によってAkechiの軍勢との戦いをある程度有利に進めることもできそうだ。戦いの合間に、探索して見つけてみるのもいいだろう。


そして、本作では街を探索することもできる。神聖な自然も残っているというが、Bakugawaの治世が起こる前の戦争の爪痕が色濃く残っているようだ。Tomoeは暴力による支配を終わらせられるのか、そして社会は戦争の恐怖から立ち直ることができるのか。物語の行く末も気になるところだ。

本作を手がけるPoint N’ Sheepはブラジルのインディーゲームスタジオだ。過去作にはデッキ構築型タワーディフェンス『Mend | Realtime Cardgame & Rog』や、見下ろし型シューティング『Laser guy』がある。どちらもドット絵によって描かれたゲームで、『Bloodless』でも本スタジオの持ち味であるピクセルアートの表現と2Dのアクションのノウハウが活かされたかたちだ。

Bloodless』はPC(Steam)向けに配信予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 942