『Starfield』のデジピック、勝手に単体ゲーム化される。PC・スマホで好きなだけピッキング可能
『Starfield』のゲーム内ミニゲーム「デジピック」が、有志によって二次創作ゲームとして実装・公開されている。itch.ioにて、PCやモバイルのブラウザからプレイ可能だ。
『Starfield』は、『The Elder Scrolls』シリーズや『Fallout』シリーズの開発で知られるBethesda Game Studiosが手がけるRPGだ。プレイヤーは人類が太陽系外に進出している2330年の世界を舞台に、希少なアーティファクトを求める宇宙探検家集団コンステレーションの一員として、広大な宇宙の星々を冒険する。
本作では、Bethesdaの過去作のようにピッキング要素が存在。鍵のかかったコンテナなどに対して、デジタルピッキングを実施して解錠できる。解錠できた先にはだいたい相応のご褒美が用意されていることもあり、「宇宙を股にかけた冒険をしているはずが、気づけば開けられる鍵を探している」といったかたちで夢中になる人もいるのではないだろうか。
そんなデジピックが、有志により単体ミニゲーム化された。その名も『Starfield Digipick Simulator』である。同作は、itch.ioにて公開されており、ブラウザ上からプレイ可能だ。同作を実際に触ってみると、オリジナルのデジピックに比べるとやや映像や効果音に粗さがあるものの、挙動はデジピックそのもの。どうやらプレイヤーは「セキュリティ」スキルをそこそこ高めているようで、穴にはまるカギを選択すると円の色でお知らせしてくれる機能まで再現されている。
ゲームモードとしては、Easy~Masterまでの4段階の難易度と、毎日のお題に挑戦するDailyモードが存在。1手巻き戻すUndoや、1手自動でピックしてくれるAuto機能が回数制限つきで利用でき、困った時に頼れる。なお、本作は筆者のAndroid端末から、Google Chrome利用してプレイできた。出先でもデジピック可能となるだろう。
なお、本作を開発したBruce Belk氏は、itch.ioに向けて複数の習作を公開しているほか、アメリカ全土を旅するゲーム『The Van Game』を昨年リリースしている。今回公開された『Starfield Digipick Simulator』については、GitHubにてソースコードも公開されている。
『Starfield Digipick Simulator』はitch.ioにて配信中。ブラウザから無料でプレイ可能だ。