メカと少女の重量ローグライト『9th Sentinel Sisters』正式発表。兵器に乗り込みズシりと大群の敵を屠る“国産サバイバー”
Live Wireは『9th Sentinel Sisters』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。9月中旬には先んじてSteamストアページが公開されている。同作はSteam早期アクセスとして配信されるという。
『9th Sentinel Sisters』は、ローグライトゲームだという。決まった時間を生き抜きながら戦う、いわゆる『Vampire Survivors』タイプのゲームのようだ。舞台となるのは、はるか昔隕石が落ちた地球。地球では文明が栄えていたが、埋まっていた隕石からエイリアンとなるブリードが生まれ、星を喰らい尽くした。かつて落ちた隕石は、外来生命体の卵だったのだ。
人類は多くを失いながら地下シェルターで反撃の機会をうかがっていた。シェルター「アーク」では人々が戦闘兵器を開発。搭乗型兵器のファーザーと、その兵器に乗る少女型戦闘クローン兵だ。少女とメックは、過酷な戦いに身を投じていく。
『9th Sentinel Sisters』は、前述したようにシューティング要素のあるローグライトゲームになるようだ。トレイラーを見る限り、自キャラのロボの動きは重めで、エフェクトも派手。この手のジャンルの中でも重量感が味わえるゲームになりそうである。スクリーンショットを見る限り、レベルアップ時には武器のアップデートや能力のアップデートも可能な模様。マス目を移動してイベントを発生させるフィールドなど、ローグライト/サバイバー系のジャンルの要素は揃えられているのだろう。
早期アクセス配信期間は、半年から1年を予定。早期アクセス配信開始時点では、ヒーローは3種類、武器は16種類、強化パーツは37種類を収録するという。正式リリースに際しては、さらに多くのキャラや武器、パーツやステージが追加される見込みだ。重々しいメカを操作し、派手なエフェクトを散らしながら、周囲の敵を蹴散らすようなゲームになりそうである。
開発を手がけるのは、国内のスタジオであるLive Wireだ。元ネバーランドカンパニーの社長であった髙田誠氏が代表務めるスタジオ。『ENDER LILIES』や『ハーヴェステラ』の制作に携わるかたわら、『レイディアントシルバーガン』含む名作のシューティングのSteam/Nintendo Switch向け復刻を熱心に進めている。『9th Sentinel Sisters』は、シューティングやキャラ作りに定評があるスタジオのノウハウをかけあわせた、オリジナルタイトルになるのだろう。
『9th Sentinel Sisters』は、PC(Steam)で早期アクセス配信予定だ。