SteamダンジョンPvPvE『GREED IS GOOD』オープンβテスト開幕。剣と魔法の殺伐ダンジョン脱出ゲームが体験可能

 

デベロッパーのThe Fool’s Studioは9月23日、Steamにて『GREED IS GOOD』のオープンβテストを開始した。ダンジョンPvPvE作品として注目を受けていた本作は、さっそく人気を集めている。

『GREED IS GOOD』は、一人称視点のPvPvEゲームだ。プレイヤーは冒険者のチームを組み、呪われしダンジョンに潜入。賞金稼ぎとして、帰ってきた者はみな発狂するという闇の中にお宝を求めて潜り込むことになる。また、ダンジョンではほかの賞金稼ぎたち、すなわちほかのプレイヤーたちと遭遇するリスクもある。危険とチャンスを天秤にかけ、死なずにお宝を持ち帰るのが目標となる。

本作は今年8月に発表。ダンジョン脱出PvPvEゲームとして、注目が寄せられていた。というのも、同ジャンルの作品としては『Dark and Darker』プレイテストが人気を博したものの、一連の騒動によりSteamから取り下げられていた経緯があった。そうした中、本作は“ポスト『Dark and Darker』”作品として注目を集めていたわけだ。


このたび開始された『GREED IS GOOD』オープンβテストは、そうした注目を集めそれなりに人気となっている。ピーク時の同時接続者数は本稿執筆時点で4479人を記録しており、小規模デベロッパーによる作品としては高い水準だろう(SteamDB)。

プレイテストはSteamストアページから「アクセスをリクエスト」ボタンを押せば参加可能。本稿執筆時点においては、タイムラグなしで参加できることを確認している。テストプレイ終了時には、すべてのキャラデータなどがリセットされる予定とのこと。終了予定などは告知されていないようだ。

なお、ダンジョンPvPvEゲームとしては、前述の『Dark and Darker』にも最近動きがあった。作品の権利をめぐりネクソンと争っていた同作であるが、先月には新興ゲーム配信プラットフォームChaf Gamesにて配信開始。さらに、韓国KRAFTONとの提携も発表されている(関連記事)。そして同ジャンル作品として期待を集める『Project Crawl』についても、日本時間9月27日からαプレイテストを開始予定。各作品が配信に向けて着々と動きを見せている状況だ。

『GREED IS GOOD』オープンβテストはSteamにて実施中。テスト終了については今のところ未定と見られる。