『魔界戦記ディスガイア7』Steam版10月4日発売へ。和風の魔界を舞台に“キャラ超巨大化”システムなどで大暴れするシリーズ最新作


日本一ソフトウェアは9月22日、『魔界戦記ディスガイア7』PC(Steam)版を10月4日に発売すると発表した。10月18日2時までに購入すると、早期購入特典としてミニ英語版アートブックが付属するようだ。海外向けにはNISAmericaよりリリース日が告知されていたが、国内向けに日本一ソフトウェアより改めて告知された形だ。

2022年11月公開のコンソール版のPV

『魔界戦記ディスガイア7』は、2023年1月にPS4/PS5/Nintendo Switch向けに発売された、シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズの最新作である。本作の舞台は、和風の魔界「日ノ本魔界群」だ。日ノ本は、怨霊の湧き出る温泉の魔界や、宇宙イワシの体内にある鰯魔界、大渦潮のある死国魔界など多数の魔界によって構成されており、「武士道」に従う悪魔らしからぬ住人たちが暮らしていた。しかしある日、そんな日ノ本に魔提督オープナー率いる界軍が来航する。オープナーの制定した「日ノ本デストロイ法度」により、気高き武士たちは淘汰されてしまう。

本作のメインキャラクターであるはぐれ者の武士フジと、日ノ本オタクの少女ビリリカは、日ノ本魔界を侵略者から取り戻すべく奮闘。誇りを失った世界を舞台に、武士道に憧れる少女と武士道嫌いの青年の戦いが描かれる。

 


フジとビリリカの戦いは、シミュレーションRPGとして展開される。本作ではキャラクターの最大レベルが9999である点や億単位のダメージが出せるといった『魔界戦記ディスガイア』シリーズの特徴が継承されているようだ。新要素としては「弩デカ魔ックス」によりキャラクターが超巨大化できる。弩デカ魔ックス中は盤面の外からステージのどこでも攻撃可能になり、通常攻撃が範囲攻撃化。専用の弩アビリティーも発動し、最大4体による弩デカ魔ックス同士の戦いが繰り広げられる。

またシステム面では、前作から引き続き「魔心エディット」が存在。条件にあわせた行動を設定することで、キャラクターのAIが設定できる。さらに本作では、魔心エディットを用いた自動戦闘が専用リソースの魔ソリンを消費する形式へ変化。一度クリアしたステージは魔ソリンを消費することで自動戦闘可能となる。魔ソリン消費は攻略にかかったターンで変化するため、ステージにあわせてAIを設定するとお得にレベリングできるそうだ。そのほか、アイテムの転生やオンラインAI対戦「ランクバトル」といった要素も新たに登場している。

『魔界戦記ディスガイア7』Steam版は、10月4日にリリース予定だ。10月18日2時までに購入すると、早期購入特典としてミニ英語版アートブックが付属。また同期間中は、特別武器セットなどが付属するデラックス版や、サウンドトラック/アートブック/シナリオ配信セットが付属するアルティメット版のセールが実施されるようだ。