『サイバーパンク2077』無料大型アプデ2.0で、ジョニーがより“キアヌ感アップ”したと注目集まる。目元キリっと調整で渋カッコいいお顔に

 

CD PROJEKT REDは日本時間9月22日、『サイバーパンク2077』PC/PS5/Xbox Series X|S版に向けて無料アップデート2.0を配信開始した。多岐にわたる変更・要素の追加が実施されている。その中では、メインキャラとなる「ジョニー・シルヴァーハンド」の3Dモデルにも変化が見られるという。


『サイバーパンク2077』は2020年発売のオープンワールドアクションゲームだ。舞台となるのは欲望渦巻く近未来都市ナイトシティ。主人公Vはとある出来事により、半世紀前に死んだテロリストであるジョニー・シルヴァーハンドの人格がデータ化された記憶痕跡(コンストラクト)を脳内に宿すことになる。脳内のジョニーは基本的にはVだけに姿まで見える存在となり、ジョニーとの会話も繰り広げられながら、物語は展開されていく。

ジョニー・シルヴァーハンドを演じているのは、ハリウッド俳優のキアヌ・リーブス氏だ。声優としてだけでなく、見た目も同氏をもとにしたキャラモデルが採用されている。ジョニーは同氏の近年のスタイルに寄せた、ロングヘアーに髭面のワイルドな外観。一方で「シルヴァーハンド」の名のとおり、銀色に輝く左腕のサイバーウェアも特徴的なキャラクターだ。

今回、本作に向けて無料アップデート2.0が配信開始。ゲームに多岐にわたる変更や要素の追加がおこなわれた。そしてパッチノートに記載されていない変化として、ジョニーのモデルに変更が加わったことが報告されている。海外メディアRockstarINTELなどでライターを務めるSynth Potato氏は、アップデート前後のジョニーの見た目を比較。アップデート後のジョニーがより“キアヌらしく”見えると報告している。

上述のSynth Potato氏の投稿では、左の画像がアップデート前で右がアップデート後のジョニーとなる。比較してみるとアップデート後のジョニーは目元に大きな変化が見られ、特に目の下の隈が濃くなっていることがわかる。さらに瞼も変化したようで、アップデート前に比較してキリっとした渋い印象を受ける仕上がりだ。

なおキアヌ氏の近影が確認できる映像として、本日9月22日公開の映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」のトレイラーや、11月7日よりHuluで配信予定の「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン6予告編などが挙げられるだろう。比較してみるとアップデート後のジョニーの“目の隈”についてはゲーム内キャラとしての人物像にあわせてか、キアヌ氏本人よりも強調されている様子。一方で目元全体の変化によって、ジョニーの相貌はキアヌ氏の精悍な顔立ちにより近づいたような印象だ。

無料アップデート2.0のパッチノートによると、『サイバーパンク2077』ではVの部屋で発生するジョニー・シルヴァーハンドとの会話など小規模なシーンが複数追加されているとのこと。“よりキアヌらしくなった”ジョニーを目にする機会も増えそうだ。さらに来週9月26日には本作にとって最初で最後の大型拡張パック「仮初めの自由」が配信予定。ジョニーは同拡張パックにも登場するそうで、本編の重要キャラかつ新たな物語に関わることもあり容姿に手が加えられたのかもしれない。


なお同拡張パックではキアヌ氏と同じくハリウッド俳優として活躍するイドリス・エルバ氏が新キャラであるリードを演じている。ジョニーの変化を見るに、リードの風貌もイドリス氏に似た仕上がりとなっていることが期待できるだろう。ちなみに今回のアップデートにて追加された新ラジオ局「インパルス 99.9」では、イドリス氏がリミックスした楽曲がフィーチャーされているとのことだ。

『サイバーパンク2077』の大型拡張パック「仮初めの自由」はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに9月26日発売予定だ。