ウサギ2.5Dアクション『Rusty Rabbit』発表。ニトロプラス・虚淵玄氏がNetEaseと手がける、終末世界の巨大遺跡探索

NetEase Gamesおよびニトロプラスは9月21日、『Rusty Rabbit(ラスティ・ラビット)』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PC(Steam)。原案・脚本を虚淵玄氏が手がける。

NetEase Gamesおよびニトロプラスは9月21日、『Rusty Rabbit(ラスティ・ラビット)』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PC(Steam)。2024年にリリース予定。発表にあわせて、公式サイトも公開されている。

『Rusty Rabbit』は原案・脚本を虚淵玄氏が手がける、数千年後の世界をウサギが冒険する2.5Dベルトスクロールアクションゲームである。本作の舞台となる星では、人類が去ってから数千年が経過し、次代の頂点にウサギたちが立っていた。

主人公のスタンプは、そんなウサギの1匹だ。スタンプは人類が捨て去った星で、遺跡ないでのガラクタ集めと機械いじりに没頭する日々を過ごしていた。ある日スタンプは運悪く下層へと転落してしまい、古代の情報記録端末「ディータム」を発見。端末には、かつて物別れした娘のモノと思われる記録も残されていた。スタンプは、ディータムから娘の危機を知り、世界の真相の一端に触れたことをきっかけに、遺跡の奥へと出発する。キャラクターとしては、バーテンダーのルーカスや雑貨店のアメリア、工務店のジェドなども登場。世界の謎と娘の足跡を追う、ウサギの冒険が描かれる。


主人公のスタンプは愛機ポンコツに乗り込み、巨大遺跡を冒険していく。ゲームプレイの詳細については不明ながら、公式サイト内ではスタンプがロボットに乗り込み、2.5Dで表現されたステージを進行。ブーストを使った移動や壁を掘れる攻撃、壁への張り付きなどを使う様子などが映されている。遺跡内を上下左右に掘り進む、軽快なロボットアクションが展開されるようだ。システムとしては、主人公には強化要素が存在。遺跡内でのパーツや素材の入手や、宝を守る敵を倒すことで、主人公を強化できる。主人公の強化を進めながら、遺跡の最奥へと迫っていくのだろう。


本作は中国のNetEase Gamesとニトロプラスの共同制作タイトルとなっている。また原案・脚本については虚淵玄氏が担当。同氏は、ゲーム「沙耶の唄」やアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「PSYCHO-PASS サイコパス」などに携わってきたシナリオライター/脚本家である。本作においては、一見可愛らしいうさぎたちによるアクションが繰り広げられるように見えるが、どんな展開が待ち受けているのだろうか。同氏によるストーリーにも期待したいところだ。

Rusty Rabbit』は、PlayStation 5/PC(Steam)向けに2024年リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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