『ポケモンスリープ』今後のアプデにて、ポケモンたち疲弊問題に活路。「ボックス内ポケモンも睡眠でちょっと回復」「料理でもチームポケモン回復」で改善へ

 

『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』公式Xアカウントは8月14日、同作におけるミニロードマップを公開した。以前告知されていたミニロードマップの第二弾となる。げんきまわりの仕様の改善が注目される。

『ポケモンスリープ』は、ポケモンを題材にした睡眠時間管理アプリだ。舞台となるのはカビゴンが眠る島。ユーザーはこの島にて、ネロリ博士とともにポケモンの睡眠を研究していくことになる。ユーザーがスマートフォンを枕元に置いて寝ることで、本アプリは睡眠を計測・記録・分析してくれる。そして、ユーザーの睡眠に基づいたポケモンのコレクション要素などの遊びが用意。睡眠を介してポケモンを育てたり、カビゴンを1週間の中で大きくしたりと、育成要素が楽しめる。


今回公開されたミニロードマップにおいては、「次回のアップデートで実装予定」「現在開発に取り組んでいる項目」「課題を認識し、今後改善を進める項目」の3種類に分けられている。それらの中の一部が今回公開されたわけだ。

特に注目したいのは、げんきまわりの仕様である。同作では、ポケモンがきのみを運んでいるうちに、疲れてしまう。疲れてしまってもきのみ運びはするものの、効率が落ちてしまう。そのため、眠ることでそれらのポケモンを回復させるのだ。一方睡眠回復は「チーム内ポケモン」に限られている。ボックスにいる疲れたポケモンは疲弊したまま。また回復量は睡眠時間に比例するため、ショートスリーパーの人であれば、回復アイテムを使わない限り、ボックス内に寝不足のポケモンだらけという状態も珍しくないだろう。疲弊したポケモンを見るのはなかなかつらいものである。


そうした問題にメスが入るようだ。次回のアップデートでは、ボックス内のポケモンがチームに加わっていなくとも、げんきが“わずかに”回復するという。回復量は不明であるが、塵も積もれば山となる。回数を重ねれば回復し続けると考えれば、嬉しい変更だろう。

また「課題を認識し、今後改善を進める項目」として、料理をとることでチーム内のポケモンのげんきがわずかに回復するという。料理は基本的にカビゴンにあげるもので、エナジーを上げるための行為。カビゴンだけでなく、パーティメンバーも食べることでわずかにでも回復するとなれば、げんき面でも嬉しいし、演出としても華やかになるだろう。


『ポケモン スリープ』は楽しいゲームであるものの、遊び方によってはつかれたポケモンたちを眺め続けることになる。そうした仕様は今後、改善されていくのだろう。詳細は、上の公式発表を確認してほしい。なおミニロードマップ告知はゲーム内のお知らせからも確認可能だ。




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