フライドチキン&麻薬を上手に売るゲーム『Definitely Not Fried Chicken』9月28日正式リリースへ。ついにコカイン実装
パブリッシャーのMerge Gamesは、Dope Gamesが手がける『Definitely Not Fried Chicken』を9月28日に正式リリースすると発表した。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。
『Definitely Not Fried Chicken』は“明らかにフライドチキンではない(Definitely Not Fried Chicken)”モノを製造・流通させる経営シミュレーションゲームだ。舞台となるのは、80年代のとある都市。プレイヤーはフライドチキン会社などの合法ビジネスを隠れ蓑に、麻薬ビジネスを取り仕切るのだ。
本作ではプレイヤーがドラッグ工場を一から自由に建設。“生産”から“物流”まで総合的に構築して、チキンと麻薬の帝国を拡大させていく。また、“キマりすぎた”顧客が押し入ってこないように、拠点の守りを固めることも重要になるという。作った“商品”は当然売る場所が必要だ。表向きは合法な店舗を建て、売り場を確保せねばならない。たとえばフライドチキンのチェーン店を装ったり、コインランドリーにしたりナイトクラブにしたり。ほかのビジネスを隠れ蓑に流通ラインを多様化させていくのだ。
『Definitely Not Fried Chicken』は今年1月18日にSteamにて早期アクセス配信を開始。同時期に日本語表示にも対応を果たしている。本作は本稿執筆現在で700件以上のSteamユーザーレビューを集め、うち78%が好評とする「やや好評」ステータスを得ている。問題点への指摘としては「操作説明などが不親切な傾向がある」「バグが散見される」といった声がある一方で、開発元が活発であることや、「麻薬をこそこそ売る」という本作のコンセプトは一定の評価を受けている。
正式リリースとなる1.0アップデートでは、まずUIが刷新されるという。そして新たなドラッグ製造ラインとバリエーションが登場。コカインが満を持して実装されるそうだ。さらに“表の仕事”として、カジノおよびナイトクラブを経営可能に。新たな輸送車両が登場するほか、NUNS(修道女)やTHE DEVIL(悪魔)といった顧客が店に訪れるようになるという。なお、本作は正式リリースに伴う値上げが予告されているため、購入する際は早めがよいだろう。
『Definitely Not Fried Chicken』はPC(Steam)にて、9月28日に正式リリース予定。現在は早期アクセスとして配信中だ。ゲーム内は日本語表示にも対応している。